魔界【くろのわ】 (ページ34)

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【悪魔の子Ⅱ】思い出作り② ページ34

「いらっしゃい。」
「あれ？らるさん居ないんすか？」
「ゴメン。今Mixしてるから僕が変わりに出ただけ。どうぞ。」
「まふ～！ギュー！」
「うわぁ！元気だね。ギューッ。ｗｗ」
「こら！レジェンドに何て態度を…すんません。」
「レジェンドじゃないですよ。ｗｗ葛葉さんの方がよっぽど。」
「イヤイヤ！」

「いらっしゃい、アンドレア。」
「そらるさん！」

防音室からそらるさんが出てきた。

「あれ？そらるさん、メイクしてる？」
「あぁ、撮影だったからな。写真撮りたいって言ってたから、メイク落とさず帰ってきたんだよ。」
「そういえば、まふまふさんもメイクしてるっすよね？」
「うん。僕も一緒に撮影だったんだよ。」

「で？どこで写真撮るの？」
「えっとね！甘いの食べた所！」
「ダイニングか。」

そらるさんとまふまふさんの間にアンドレアがいる写真。
その後ろに僕と葛葉がいる写真も撮った。

「あとね！あっちも！」

二人の手を引いて防音室へ。

どうやらMix作業しているPCの前で撮りたいらしい。

「ほら、アンドレア。ここに来いよ。」

そらるさんが、椅子に座ってその膝の上にアンドレアが座って写真を撮った。
その後、アンドレアがその椅子に座って後ろにまふまふさんがいる２ショット。

「流石っすね。２人共絵になるわ～。」
「声も良くて顔も良かったら勝てないよね～。」
「うるせぇなぁ～、おまえらｗｗ」

僕らは、２人でそらるさんを煽って遊んでる。
DID時のノリ。

アンドレアは満足したみたい。

流石に撮影行って、帰って作業されているから長居しないように帰った。

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家に帰って、スマホで撮った今日の写真をプリントアウトしてあげた。

「ママ！ありがとう！宝物にするね！」
「そんなに喜んでくれたなら良かった。」
「オマエ、ホントに城の奴に見つからないようにしろよ。バレたら最悪オマエの身も危ないんだからな。」
「うん！気を付けるよ。」