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title-２３ ページ26
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｢ｯｸﾞｫ_______ｯｸﾞ｣
｢ｽｰ ｽｰ ｽｰ｣
｢ﾑ…ﾝｸﾞ｣
山猫さん、真央ちゃん、里佳子さんの寝息。
私はなんだか、明日の本番に気が立ってしまっていたのか、眠れないでいた。
｢…勝村さん、｣
起きていますか。 ソファーで、山猫さんの隣に寝ころんでいる勝村さんに声をかける。
｢…起きてるよ｣
勝村さんは返事をした。なんだか、いつもより低くて、大人っぽい声に感じる。
｢緊張、しますか｣
｢何に？｣
｢明日です。山猫さん達は、なれてるかもしれないけど……私達は庶民だったじゃないですか。
…勝村さんなんて、ライターだったわけで｣
｢そうだね。僕、ライターだったんだよね｣
忘れていたなあ、なんて言う。
｢それなら僕は、庶民だった君に恥じないように頑張るよ。｣
｢恥じないようにって、｣
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作者名：(にゃん) | 作成日時：2016年3月23日 17時
