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title-１９(М) ページ22
(Мao side)
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｢里佳子さん｣
｢ん？なに、真央｣
里佳子さんは、山猫のカップラーメンの空を片付けながら私に顔を向けた。
｢山猫の言った次の盗みが終わったら…チーム山猫は解散する？｣
｢私は今更山猫から離れる気はないけど、どちらにしても怪盗としてのチーム山猫は維持しないんじゃない。
関本も現役刑事だしね｣
｢…なら、私は？
私は、離れなくて良い？｣
｢…
真央は駄目｣
里佳子さんが、私の目を真っ直ぐみる。
｢…でも、私は…｣
｢真央が来る場所じゃない、もともと。関わる場所でも無かった。真央はまだやり直しが効く｣
やり直し？
私は……
｢私は、ここにいて初めて変われたの。ここに初めて、安らぎを感じたの……だから｣
｢…わかった。客として来るなら良いわ｣
｢!｣
良かった。
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作者名：(にゃん) | 作成日時：2016年3月23日 17時
