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title-１８ ページ21
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｢〜ｯﾊーー…｣
｢お付き合いありがとう御座います、勝村さん｣
Stray Cat お馴染み、二階への階段。
汗だくだくの私と、
汗だくの勝村さん。
｢Aちゃん十分強いんじゃない…お疲れ様｣
勝村さんが冷たいスポーツドリンクを、きゅ、と蓋を緩めて渡してくれる。
｢あ、ありがとう…｣
に、 と えくぼを覗かせて笑う勝村さん。
不覚にも、いや、当たり前に、胸が鳴る。
｢決行は来月になりましたね｣
｢うん。実際には、一週間後だけどね｣
｢私、なんか寂しいです。これが終わったら、何もかも終わるんですよね。折角、仲間になったのに｣
言ってから恥ずかしくて、下を向く。
｢…そっかそっか｣
ぽんぽん、 と
勝村さんが私の頭を撫でた。
｢!｣
｢僕も、この場所が気に入ってるよ。｣
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作者名：(にゃん) | 作成日時：2016年3月23日 17時
