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title-１６(Ｓ) ページ19
(Sekimoto side)
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新人チーム山猫のA。 山猫に聞いていたとおり、キリッとした顔だ。
確か…… 犬井が話していた睡眠スプレーをかけた絶対的瞬発力のある山猫娘。
｢…では、いつ決行ですか｣
｢A、まだ自信無いんだろ？俺様はわかってるぞ♪｣
｢はい… 戦隊能力をもう少し上げてからがいいです…｣
｢よっし、勝村、サンドバックになれ｣
｢なっんで僕！？｣
おいおい、この娘、まだ強くなるつもりか？
何処までも本気、ということか。
｢良いじゃねえか。よし、俺も刑事として手ほどきをしてやる｣
あえて娘に声をかけた。
｢……よ、宜しくお願いします…｣
なんだか俺、警戒されてるなあ。
まあ、俺は バツイチ子持ちじゃねえからな。
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作者名：(にゃん) | 作成日時：2016年3月23日 17時
