その43 ページ45
コナンくんの周りにはコナンくんと同じ年齢くらいの子どもが4人と保護者と思われる男性がいた。
？「このお姉さん、コナンくんの知り合い？」
コ「ああ、長野に行った時に知り合って、この前の剣道大会での事件でもお世話になったんだ。」
？「事件でって、お姉さんは刑事さんなんですか？」
『長野県警捜査一課の羽田Aです。みんなはコナンくんのお友達？』
？「うん、そうだよ！私、吉田歩美！」
？「僕は円谷光彦です！」
？「俺は小嶋元太だぞ！」
？「灰原哀よ。」
光「僕たち5人合わせて！」
歩・光・元「少年探偵団！」
『少年探偵団？』
光「そうです、僕たち少年探偵団は依頼された事件を解いたり、警察のお手伝いをしたりしています。」
歩「Aお姉さんも何か困ったことがあったら相談してね。」
元「お礼はうな重でいいぞ。」
『うな重⁉けっこう高いんだけど。』
子どもたちと話していると視線を感じた。視線の先を向くと、保護者と思われる細目の男性と目が合った。
？「申し遅れました。僕は東都大学大学院の沖矢昴と申します。」
『大学院生？子どもたちの誰かのお兄さんではなさそうですね。』
元「昴兄ちゃんは俺たちの付き添いで来てくれたんだぞ。」
光「博士の誕生日プレゼントを一緒に選んでるんです。」
『博士？』
歩「哀ちゃんと一緒に住んでる阿笠博士だよ。いつも私たちに面白い発明品をくれる天才なんだよ。」
哀「ガラクタばかりだけどね。」
哀ちゃんがポツリと言った一言、何気にひどいよ。博士さん泣いちゃうよ。
元「そうだ、姉ちゃんも一緒に選んでくれよ！暇なんだろ？」
『いいけど、私その博士さんの趣味知らないよ。それにお土産も買わないといけないし。』
沖「では一緒に来てもらうだけでも充分です。僕たちもAさんのお土産選びに付き合いますので。」
沖矢さんにそう言われて博士さんのプレゼント選びに付き添うことになった。子どもは好きだから嫌ではない。
光「この天体望遠鏡なんてどうですか？」
沖「少し値段が高いですね。」
歩「歩美はこっちのうさぎさんのぬいぐるみがいいと思う！」
哀「かわいいけど博士が持ってたら気持ち悪いわね。」
元「俺はうな重がいいと思うぜ。」
コ「それはオメーが食べたいだけだろ。」
6人のやり取りは実にほほえましい。歩美ちゃん、光彦くん、元太くんは無邪気で、哀ちゃんは少しお姉さんな感じ。沖矢さんも子どもの扱いが上手い。弟か妹がいるのかな。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rai - イベント参加ありがとうございますとても嬉しいですこの作品も読みました大好きで！これからの作品頑張って下さい！ (2020年8月26日 17時) (
レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
小恋 - 番外編 職務怠慢の所、羽田さんは太閤名人だと思います (2020年6月1日 2時) (レス) id: 5d360a6c28 (このIDを非表示/違反報告)
ayu - 楽しみにしてます！更新頑張ってください！応援してます！ (2019年5月3日 21時) (レス) id: e1359604fe (このIDを非表示/違反報告)
おひたし(プロフ) - ayuさん» ありがとうございます！降谷さんはもう少ししたら出てきます。ヒロインが東京にいるうちには再会します！その前にお兄さんと再会ですね(^-^) (2019年5月3日 21時) (レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
ayu - コメント失礼します！この作品が楽しみで毎日楽しみにしてます！降谷さんとはどの話で再会するんですか？更新応援してます！ (2019年5月3日 13時) (レス) id: e1359604fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おひたし | 作成日時：2019年4月18日 19時
