雪男たちとの社内恋愛 (ページ21)

今日:6 hit、昨日:10 hit、合計:142,267 hit

_ ページ21

向井さんの家に着き、サービス精神旺盛の向井さんは皆を座らせたままテキパキと支度をしてくれた。

向「さーさー、冷めないうちに始めるで！」

目「ありがとな康二」

向「いいってことよ、ほら生地流すでー」

『綺麗に丸くできるかな？』

向「手伝ったるよ！」

ラ「うわ、もう美味しそう！」

それから2時間、ワイワイしながらたこ焼きを堪能した。

ラ「あ、僕そろそろ帰らなきゃ」

向「まだ酒飲んでへんから送るで！めめとAちゃんは俺の酒の相手してもらわな困るからここにおって」

目「おっけ、2人で飲んでるから出来上がってたらごめんな(笑)」

向「臨むところよ、んじゃ行ってくる！」

ラ「あ、待って、ちょっとAさんに用事！」

そう言って近付いてくるラウールくん。

『どうしたの？』

「あのね、」

そう言いかけてそっと耳元に囁く。

「めめもすっごくかっこいいけど、俺の事も候補に入れて」

『えっ！？』

ぱっと離れてラウールくんを見上げると、しー！と人差し指を立てていた。

ラ「じゃあね、めめ！Aさん！」

向「ラウーはよ！置いてくでー」

そうしてラウールくんは去っていった。

候補…！？それって、どういう…？