赤いわんわんの体調不良

続き〜〜高熱，病み ページ33

Red side






「…………ぅ？」



目が覚めると、ベッドの上に居た。


床じゃなくて、ベッドの上。


なんで？



「莉犬くん、起きた？」



反射的に声が聞こえた方を向けば、何やらビニール袋を持ったころちゃんの姿。



なんで？


どうやって入ったの？


こんな所に何しに来たの？



疑問が山積みだけど、驚き過ぎて何も言えない。


そんな俺の状態を知ってか知らずか、ころちゃんが口を開いた。



「腕大丈夫？簡単な手当てしかしてないけど……」



手当て？



思わず左腕に視線を落とせば、意外と綺麗に巻かれた包帯がある。


呆気にとられる俺を置いてけぼりにして、ころちゃんは話を続ける。



「えっと、その………」



口をモゴモゴさせながら視線を彷徨わせる姿に不安を感じ、下を向く。


どんな事言われるのかな。



脱退しろって言われるのかな。


また責められたらどうしよう。



「…………ごめん」







………………………………………………え？




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Blue side






なんとも形容し難い顔で固まってしまった莉犬くん。


そりゃ、あんな事があった後に謝られたら気まずくなるのは分かるけど。


流石に心配になる。



「だ、大丈夫……？」



固まり具合が凄い。


マネキンもビックリの固まり具合だ。



先程よりもリラックスした思考だと、こんな脳内ボケもできるらしい。



「………は？ぇ、は……………え？」




莉犬くんの慌て具合が凄い。


さっきの固まり具合より凄い。



「え、ど、どうやって入ってきたの……？」



転けそうになった。


アニメみたいにズルッと。


いや、しょうがなくない？


ごめんって謝った後の第一声がそれって…………。





「玄関開きっぱなしだったんだけど」


「……………………あ、忘れてた」



忘れてたの？


嘘でしょ！？




「無防備すぎでしょ……」


「むぐぅ」





気まずい無言の空間。






「あの……っ！」



口を開いたのは莉犬くん。


目には怯えの色が見てとれるけど








その目には何か別の意味もあるように感じた。









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どうしよう、あらすじ迷子の以前に書いてる内容がどんどんずれてってる気がする。


誰かヘルプミー！

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