赤いわんわんの体調不良

続き〜〜拒食症 ページ12

今回はあからさまな嘔吐表現を含みます。

苦手な方はブラバ推奨です。


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Red side






食事が出来ない。


何かの比喩とかじゃなくて、言葉の通りに。


訳の分からない吐き気を覚えて戻したあの日から数日間、妙に食欲が失せた。


全然食べれそうになくて。



それこそ、食べたら吐いてしまうんじゃないかってぐらい気持ち悪い。


だから数日、食事を摂らなかった。


不思議と空腹感は感じない。



ただ、軽い吐き気と貧血、低血圧でダルいだけ。





流石に1週間近くも何も食べないのはマズイと思って、俺は久々にゼリー飲料を手に取る。





マスカット味のゼリー飲料を口に含んで




「ゲゥ……ッ！」



結局吐いた。



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「ストレス性の拒食症です」



医者から告げられたのは、「拒食症」と言う知らないワード。


しかもストレス性と来た。



いや、ストレスの原因は分かってるんだ。


最近増えた、表立ってはいないものの、陰湿さを感じさせるアンチコメントと、相談出来ずに溜め込む癖。



ただ、「拒食症」という言葉は初めて聞いた。


どんなものなのか。



「あの、拒食症って？」



俺の目を真っ直ぐと見つめる医者は、何を考えているのか分からない。


ただしっかりと俺を見据えているから、少し体が強張る。



「摂食障害の一種ですね。治療法としては薬を飲むなどがありますが……」



薬……。


薬、かぁ…………。



「莉久さんの場合ですと、主な原因はストレスです。可能でしたら、カウンセリングを受けて頂くのをお勧めします」



「カウンセリング」と聞いて、一瞬で俺の考えはまとまった。



「……すみません。カウンセリングは無理なので、薬でお願いします」



活動の時間は減らしたくない。


俺を認めてくれる人がまだいるんだ。





休めるもんか。









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ワロだよ、うん。


…全然メンバー出せてないね、うん。


語彙力皆無だ。


ごめんよ。


ちゃんとメンバー全員での看病になるように書くから、もうちょい待ってくれ…！


途中に莉久って名前あったんだけど、莉久は赤くんの本名(リアルネーム)って設定。


ややこしくてごめんよ

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