34 澤村side ページ35
瀬見くんがかなり烏養コーチに見られていたが、何とか練習終了。
「大地さん、スガさん、旭さんさよーなら!!!!!」
「おー。明日なー。」
今は帰り道。俺、瀬見くん、旭の3人だ。
烏養コーチの髪型について話していると、ターミ●ーターのBGMが流れてきた。
「電話だ。」
「誰から?」旭が聞いた。
「うーん。あ。菅原さんから。」
旭が奇妙な顔で瀬見くんを見ているが、まぁいいだろう。
よくねーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
アホっかぁ!!!!瀬見くん!!!!!
菅原さんに菅原さんから電話かかってくんのってどういう状況だよ!!!
無理!!!!
さっきから瀬見くんのフォローに疲れた!!
………いや、イケる。
何とかごまかせる!!!
「旭。多分アレだ。スガの親戚だ。」
すると旭は少し安堵の息を吐いて、「そうか。そうだよな。ちょっとビビったよ。」と言った。
ギリギリセーーーーフ!!!
危ないよ瀬見くん。
もう少し気を付けて!
「大地。菅原さんが大地に変わってだって。」
「おう。代わるわ。」
………………。
なんでスガの親戚が俺に用事あるんだーーーーーーーーーーー?!
「大地。スガの親戚と結構仲いいんだな。」
ちげーよ。全くちげーよ。
そんなことを思いながらスマホを耳に近づけると、聞こえてきたのは、芯のある漢らしい声だった。
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アヤ - めっっっっちゃ面白かったです！続き期待してます！ (2020年4月3日 22時) (
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作者名：スイカ | 作成日時：2017年3月25日 0時
