31 烏養side ページ32
今日俺は違和感を覚えた。
菅原に。
いつもと違うんだ。何もかも。
澤村を始め、他の奴らは、『菅原さん今日めっちゃ調子いい』と言っていたが、あれは明らかに菅原のプレーではなかった。
誰か別のやつが菅原の体に入っているように思えた。
まぁ、そんなこと現実ではあり得ないけど。
多分一夜で何かしたんだろう。俺は菅原に聞くことにした。
「菅原ー。ちょっとこーい。」
「はいっ!!!」
走り方も違う気がする。
「お前、昨日なんかしたか?」
「いえっ。いつものように飯食って寝ました。」
そう言う菅原はどこかおどおどしていて。
なかなか目が俺と合わない気がした。
「そうか………。」
何もしてないのに、あそこまで技術が上がるのか。
「はいっ!!!水分摂って、サーブ100本!!!」
ま、サーブ見るか。
うちは威力のあるサーブを打つやつが少ない。
影山以外、全員コースや入る確率重視だからなー。
山口を除いてだが。
ドバァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!!!
おっ。今日も影山調子良さそうだな。
「…………菅原さん。ナイッサーです。」
………え?
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アヤ - めっっっっちゃ面白かったです！続き期待してます！ (2020年4月3日 22時) (
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作者名：スイカ | 作成日時：2017年3月25日 0時
