検索窓
今日:11 hit、昨日:3 hit、合計:111,512 hit

23 ページ49

「あの……着たんですけど」

臣「おー、出てこいよ」

「やっぱり無理っていうか……」



そう言ったAが、恥ずかしそうに俯く。

すると俺の方を離した臣さんが
ずんずん進んで試着室のカーテンを
ばっと開けてしまった。

びっくりして後ずさったAを
無理やり引っ張り出し、
お店の試着用サンダルを履かせる。



臣「いーじゃん。
さすが俺、めっちゃ可愛いぞこれ」



白いオフショルダーのブラウスに、
俺が選んだスキニーデニムを履いた
Aはめちゃくちゃ可愛かった。

小柄なせいかデニムの裾が余ってるけど、
裾直ししてもらえばいい。



「いや、やっぱり無理です。
肩が寒いです。恥ずかしいです」

臣「もうすぐ夏なんだからいいだろ。
恥ずかしいのは慣れろ。
肩出すくらいどーってことねーよ」

健「えー俺もうちょっと可愛らしいのがええわぁ。
そのスキニーデニムやと大人っぽすぎひん?」



そう言った健二郎さんが、
鮮やかなイエローの
ロングスカートを持ってきた。

すると、いそいそと
それについていった隆二さんが
ご執心のホットパンツを持ってくる。

デニム生地で、ポケットが裾から出てるやつ。



健「これ合わせてみてーな」

隆「俺はこれがいい」

「えっ……」

臣「だから、俺が選ぶっつってんじゃん!
持ってくんなよ!」



臣さんの叫びを無視したふたりが、
Aに服を押し付ける。

素直なAはそれを受け取って
また試着室に戻り、
イエローのスカートを履いて現れた。

白いブラウスにイエローが映えていて、
裾が揺れるスカートの甘さも相まって
とても可愛い。



健「いやこれはめっちゃ可愛いわ……
ぜひデートに着てきてほしい」

臣「健ちゃん、やるな……」

隆「うん、可愛い。
でも俺は断然ホットパンツ派だから!」



隆二さんに促されて
Aはまた試着室へ戻り、
今度はホットパンツを履いてきた。

恥ずかしそうに足を隠しながら
「これは無理です」と言っているけど、
意外にも足が綺麗で似合っている。

☆ありがとうございます☆→←22



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (121 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
275人がお気に入り
設定タグ:三代目JSoulBrothers , 岩田剛典 , 登坂広臣   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なつめ(プロフ) - 如月庵さん» コメントありがとうございます!私も書いていてとても楽しいので、そう言っていただけてとてもうれしいです(T_T)今はまだ迷い中ですが、心が決まったら更新再開しますのでその時はよろしくお願いします♪ (2018年12月2日 20時) (レス) id: 273ec9fd08 (このIDを非表示/違反報告)
如月庵(プロフ) - はじめまして。作品、楽しく読ませていただいてます。私はラブが無くても、この男子4人のワチャワチャな青春な感じが好きですよ!なつめさんの納得がいく展開を自分のペースで綴って下さい。楽しみに待ってます。 (2018年12月2日 14時) (レス) id: c866dac814 (このIDを非表示/違反報告)
なつめ(プロフ) - aggyさん» ありがとうございます!私もわちゃわちゃ書いていてとても楽しいので、そう言っていただけてうれしいです(T_T)まだ迷ってるので時間かかりそうですが、お待ちいただけるとありがたいです! (2018年11月26日 15時) (レス) id: 273ec9fd08 (このIDを非表示/違反報告)
aggy(プロフ) - こんばんは!こちらの話はまだラブが出てこない感じですが、4人のわちゃわちゃ感が好きです!!移行後もたのしみにしてます!! (2018年11月25日 19時) (レス) id: 4fbf4fb7f7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なつめ | 作成日時:2018年11月12日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。