執事にしてみたい！あんなことやこんなこと短編集！【あくねこ】

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ハウレス

「うわっ、あ、主様？」
ハウレスは純情なイメージがあるから、多分主の胸が背中に当たって心臓爆発間近。柔らかい…って考えフリーズ。あれ、なんかハウレスフリーズしがち？
「主様、あまり俺をからかわないように」
めっ、みたいな感じで諭されるけど、ハウレスの赤らんだ顔が可愛くて入ってこない。ごめんよ。



フェネス

「うっ、ん？どうかされましたか？」
フェネスの鍛え抜かれた体幹はすごい。びくともしない。『強そう』と腰回りの筋肉をさわさわしてると流石のフェネスも動揺する。
「主様、俺の体なんか触って楽しいですか…?」
主は楽しいぞ、フェネス。
フェネスも照れ要員なのでほっぺはちょっと赤い。



ボスキ

「うおっ、ああ、主様か」
いたずらしちゃった、と笑うと、
「はっ、そんなに俺にくっつきてえのか？」
後ろから抱きついていたはずが、
いつの間にか正面からになっていて、
「くっついてもいいが、食われねえようにな」
顔を近づけられた状態で言われ、主の脳内には生物で習った食物連鎖がよぎる。「じゃあな」
ボスキは大満足で昼寝しに行った。



アモン

「うおっ…と、痛え、って主様ぁ？！」
あんまし筋肉ないし柔軟性なんて皆無なアモンだから
多分主の勢いで押し倒される。どさっと覆いかぶさってしまったものだから、主はアモンを心配。
そんなこともつゆ知らず
「あれあれ、主様。こんなところで俺を襲う気っすか？」なんて冗談を言う始末。
主様が純粋に心配していると知ると
「あー…主様、すんませんっす。」顔を隠して照れる。

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