第29話【動機】 ページ31
夏｢これは、どうなっているんだ…｣
壊された社に近づき、呟く。
奥にぼんやりと狐のようなものが見えた。
社の中にいるのか？
扉を開けようと＿＿＿＿＿＿＿＿
貴｢夏目くん！｣
扉に触ろうとした俺の手をつかむ九十九。
貴｢ここにはきっと、まだいるから。
迂闊に触ると憑かれるよ
…触らぬ神に祟りなしとは、よく言うもんだわ｣
名｢本当だね
なんとかたどり着いてくれたみたいで安心したよ｣
後ろを振り向くと、鳥居の傍に名取さんが立っていた。
…ニャンコ先生と一緒に。
名｢どうやらここは、昔は栄えた神社らしい。
しかし今はもう、参拝客は減り廃れてしまった
そんなときに半端な祓い屋が力試しで術をかけたのか
逆に神様を怒らせてしまったってところかな｣
古びた神社。
今はほぼ原型を留めていないが、
昔は沢山の人と妖怪が共存していたことを表す
共感を求めて九十九の方を向くと、
彼女は名取さんを思い切り睨んでいた。
貴｢情報が遅いです。
こんな現地集合って言うのも怪しい、
なんだか今回、『出来すぎ』て無いですか？
…先輩、今回は何が目的なんですか｣
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続編行きます
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影薄い人間 - 更新楽しみです！頑張ってください！…上から目線ですみません… (2015年5月22日 23時) (
レス) id: a571de5e92 (このIDを非表示/違反報告)
リンファ(プロフ) - おもしろいです！更新、頑張ってください。応援してます(´ω`)♪ (2015年2月15日 19時) (レス) id: 16b3695888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水湊＠蒼羽 x他2人 | 作成日時：2015年2月3日 23時
