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第21話【記憶】 ページ23
弱い風が通り過ぎた。
完全にうろたえている私を見て、
九十九さんはケラケラと笑う
貴｢…なんてね、
価値観なんて人それぞれだし。
今のは言い過ぎたかな｣
ごめんね、と微笑む九十九さん。
多｢九十九さんに聞きたいことがあるの
貴女の、弟さんは｣
貴｢多軌さんはそこまで知っているんだね。
私たちが使う術ってさ、人間にも効くやつが幾つもあるんだよね、
例えば、そう、記憶を操ったり
多軌さん、世の中には、
知ってはいけないこともたくさんあるの
次回会うときは、《初対面》で｣
全て忘れる前に、夏目くんに伝えておけばよかったな、と
薄れる意識のなか
私は確かに＿＿＿＿＿＿＿……
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影薄い人間 - 更新楽しみです！頑張ってください！…上から目線ですみません… (2015年5月22日 23時) (
レス) id: a571de5e92 (このIDを非表示/違反報告)
リンファ(プロフ) - おもしろいです！更新、頑張ってください。応援してます(´ω`)♪ (2015年2月15日 19時) (レス) id: 16b3695888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水湊＠蒼羽 x他2人 | 作成日時：2015年2月3日 23時
