52 過去 ページ24
爆豪side
Aがワープゲートの中に入った
爆豪「っオイ!待てよッッ」
ワープの中に手を伸ばしたけど
気づけばワープは閉じてて
虚しく残る自分の手だけが目に入った
爆豪「クソッ!」
守りてぇとか言ってたのに…守れてねぇじゃねぇか……
あのままAはヴィランになったら…
ヴィランに殺されたら…
嫌な予感が頭の中を回る
プロ「避難して!」
爆豪「ッッ…」
不安で不安で仕方がない
やっぱ俺は、Aが好きなのか。。
ーーーーー
ベッドに寝転がり、過去を思い出す
幼稚園の頃は
あまりAと喋った思い出は無くて、
覚えてるのは
デクのお守りをしていた事だけ
家が隣同士とかまだ知らなかった
どうして好きになったのかよくよく考えてみることにした。
幼稚園と小学校は違う…ということは中学生の頃か。
〜〜〜〜〜〜
中1の頃は
俺とデクとAは 1組と2組と3組でキレイに別れた
俺は1組で、ある日こんな噂が耳に入ってきた
「なあ、3組の神代Aって知ってるか?!」
「え?知らねぇー」
「超可愛いんだよ!ファンクラブもあって一番人気あるんだぜ!?」
「まじかよ!?俺見に行きてー!」
どうでもいい
ただそう思うだけだった
それから数日経ったときだった
またAの噂が耳に入ってきた
「A様、いじめられてるらしい」
「えっ、まじかよ。なんで?」
「女の嫉妬だよ」
「助けてあげてーけど、こわいよな」
「あぁ。俺悪いけどファンクラブ抜けよ」
「俺も」
どうでもいい、興味ない
そんな事を考えてた俺だった
たまに廊下で見かけるAは、
そこらのモブに陰口を言われ
上履きは落書きだらけ
制服は少しボロボロ
服の所々にはホコリやゴミが付いていて、
誰でも
いじめられているというのは分かるほど傷ついていた
でもいつもニコニコして笑顔だった
だけど目に光はなかった
緑谷「Aちゃん!?」
…!
デク……
貴女「ぁ、出久!おはよう」
緑谷「おはよう、じゃなくて!! どうしたの!?」
貴女「あー、転んだ」
緑谷「そうなんだ…っていうとおもった?
上履き見ればわかるよ。」
貴女「…」
緑谷「大丈夫?」
デクはAの服のホコリなどを叩いて落とした
貴女「ありがと。でも大丈夫だよ^^」
Aは笑う。いじめられてるのに
…どうでもいい、興味ない
俺はまたそんなことを思う
567人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
璃有.(プロフ) - 荒木荘の住人さん» 凄い分かるよでも個人的には天パのほうg((((殴 (2022年3月13日 12時) (レス) @page25 id: 060e95838b (このIDを非表示/違反報告)
荒木荘の住人 - 私大串くん大好きよ((いや、どっちかって言うと総一郎君の方が好きかm(( (2021年8月17日 0時) (レス) id: 47511f225a (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - めっちゃ面白いです!38の爆豪少女…(笑 (2019年7月24日 9時) (レス) id: 2be65d96af (このIDを非表示/違反報告)
人 - 猫化の後…ある2人がある少女に半殺しにされたと言う… (2019年3月8日 20時) (レス) id: e5480aa8a7 (このIDを非表示/違反報告)
エレン - 38の爆豪少女はどういうわけ?爆豪「どーゆーわけだ?」 (2019年1月13日 21時) (レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ