【歌い手】いままでありがとう。【男主】

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貴方side

最近ほぼ３人だったし、そろそろ96と
2人で遊びに行きてぇな。誘うか


LINEのやり取り中


水族館って好きなんだよなぁ。

96は動物園のほうが好きそうだけど。

明日は俺の我儘に付き合ってもらお。

それに、水族館の方がきっと落ち着く
だろうし。

次の日

集合時間は9時だな。

じゃ、でるか。

貴「96？着いてたんだ。」

96「(｀・∀・´)早いだろ？」

貴「だね。」

貴「じゃ、行こ」

到着

貴「ついた。」

96「A！わしペンギン見たい」

貴「行くかー！お。ふれあいコーナーとか
も、あるぞ？」

96「ええなー！けど、先ペンギンがいー。」

貴「はいはい。」





96「ペンギン可愛い！ペンギンペンギン」

貴「あっ！赤ちゃんのもいるぞ？」

96「可愛い、、。飼いたい。」

貴「ペンギンは飼うの難しそうだなー。」

96「パンダとかよりは簡単だもん。」

貴「まぁ、。だな。」



96「ふれあいコーナーだ！ヒトデとサメ
とか触れるよ？」

貴「わ、。ヒトデ硬い」

96「サメザラザラー。」




貴「次は、何処行く？」

96「大水槽とか？」

貴「いいな。俺大水槽好きだよ。」

96「そうなん！？なんで？」

貴「ん。それは大水槽についてからな」



96「で！なんで大水槽好きなの？」

貴「なんかさ、どんなに小さな魚でもさ、
光の加減とか照明で光ってるだろ？」

96「うん。」

貴「あーいう魚って、海の中だったら全然
注目されない気がする。だけど、この
大水槽の中だったら、水族館の中では
輝けるんだもん。」

96「せやったら、わしは水族館で飼われとる魚に
　 なりたいな。」

貴「そうだな。それに魚って大体前にしかすす
　 まないんだって。」

96「どういうこと？」

貴「魚は、前にセンサーついてるからわざわざセン
　 サーで感知できない危ない方向を見る必要がな
　 いんだ。」

96「ええな。わしも前しか向けへんかったらええの
　 に、」

貴「だな、俺もずっと前を向いてたい。」

96「、、、Aは、前向けてるよ。向いてない
　 のはわしの方。」

貴「、、俺は前向くしかなかったんだよ。」

96「なんで、、」

貴「時間が決められてたから。」

96「そうだとしても、わしは前を向ける事が
　 できるんかな？」

貴「わかんないよ。俺には。俺は無理やり前を
　 向いた奴だから。」

96「無理矢理でもええから、どうやったらA
　 やまふ、そらるんみたいに前を向けるか教え
　 てや。」

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