その未来へ２ (ページ42)

今日:22 hit、昨日:119 hit、合計:325,130 hit

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公約を撮り終えたあと、先程発表された順位が書かれたゼッケンを付けて、Tシャツを着てスタジオに案内される。
前から順位順に並ばされたわたしたち。

これはもしかしてだけど、デビュー評価の課題曲の発表かな。

柾哉くんと京ちゃんに挟まれて、あれこれ話しているとナイナイさんがやってきて課題曲について説明される。

ONEとRUNWAY。
出来ることならどっちもやってみたいと思うくらい素敵な曲で、ファイナルのステージでお披露目が出来るのがとても嬉しく思う。

そしてわたしたちの目の前に現れたのは22人の顔パネルと、各パートが書かれた大きなボード。
ここを順番に埋めていくってわけか。

矢部「この選んでいく順番は今日発表された下位の練習生からです。

しかし、すでに希望のパートが埋まっていた場合でも先に選んでいた人を動かして、そのパートを選ぶことが出来ます」

つまり、わたしは柾哉くんとたじくんが選びそうな場所を避けて選べば希望のパートがを歌えるってことかな。

隣の柾哉くんが小さな声で「Aどっち？どっち選ぶの？」って聞いてきて、ニヤニヤしてたら

岡村「木村くん渡辺さん、ちゃんと聞いてますか？」

とつっこまれてしまった。

「柾哉くんがどっちにするの？ってしつこくて」
木村「ちょっと待って！(笑)」

そういうとあちこちから笑い声が聞こえて、矢部さん岡村さんも苦笑い。

岡村「木村くんは渡辺さんが選んだ楽曲に重ねていくことも出来ますからね」

木村「あ、そっか」

西「でもそこをたじが被せてくるかもしれない」

木村「あーーーー！！！(笑)」

矢部「そういうことです」

システムに気付いてたじくんにお願い！！と手を合わせる柾哉くんが面白くて思わず笑ってしまった。たじくんもたじくんでどうしよっかな〜なんて悪い顔しながら笑ってるし。