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その後はバタバタ。1度控室に戻された私たちの手元にはスケッチブック。

「デビューできた時の公約ね〜」
藤牧「国民プロデューサーの皆さんと結婚します、でいいじゃん」
「現実的な話にしない?」
藤牧「じゃあなに、メンバー12人でなんかします!ってやつ?」
「うん」

相も変わらず隣にいるのは京ちゃん。
頭を抱えるわたしにあーだこーだ口を挟みながら一緒に考えてくれてる。優しいのか優しくないのか。

藤牧「威尊は指輪プレゼントとか書いてたよ」
「なにそれ、プロポーズじゃん。わたしにもくれるかな」
藤牧「あー、Aが言えばくれそう」
「え、本当に?じゃあわたしの1pick威尊くんにしよ」
藤牧「それは話が違う」

スケッチブックの端っこに落書きするの辞めてもらっていいですか、藤牧さん。

「あーーー何にしよう」
藤牧「そんな悩まなくてもAが今思ってること書けばいいよ。何かをします!じゃなくても、デビューしたらこうなります!でよくない?」
「わたしが思ってること…あ!」


京ちゃんの助言のおかげでペンがスラスラ進む。


藤牧「お、いいじゃんそれ」

【一生かけて12人でみんなを幸せにします!A】

「いいかな?」
藤牧「うん、いいと思う。いいと思うんだけど…」
「?」

藤牧「幸の漢字、間違ってる。これじゃ辛だよ」

マジックを手に取った京ちゃんにしっかりと修正されちゃったけど、それも味があるってことで、このままいこうと思います



@---
A「京ちゃんが漢字直してくれました!幸せにします!」
Aが最初に書いてた方だと辛なんよwwwww現役大学生しっかりwwww


@---
まきなべ初めての共同作業(T_T)


ーーーー

一先ずここまでです。今後デビュー評価の楽曲についてはどうしても書きたいことがあるので、先に謝ります申し訳ございません。
とっっっっても捏造入ります。(察してください)
姫ビジュアルセンターや箱の中身は完結後に小ネタであげる予定なのでお待ちください!

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作者名: | 作成日時:2021年7月8日 12時

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