その未来へ２ (ページ12)

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コンコン、

1人喋りを続けること数分。
やっと部屋にノックが鳴った。条件反射でパネルの裏に隠れると、数秒後に開くドア。

？？「失礼しまぁす、」

えっ、この声は、

？？「えっ、いない？」

「…蓮汰！！！」
西島「ええええええ！？！？Aちゃん！？！？」
「え、蓮汰一緒！？えっ！えー！！！(笑)」
西島「うわぁ、やっとだぁ！！！え、嬉しい！」

まさかの2番目は蓮汰。
蓮汰と一緒のチームになった喜びを噛み締めてたらすぐに鳴り響いたノック。
また条件反射で今度は2人でパネルの裏に隠れたら蓮汰にギューッと抱き締められた。

「ちょ、」
西島「Aちゃん、しーっ」

？「…っえ、」

この声はもう…(笑)

チラッと2人で顔を覗かせると、声の主もこちらに気付いたようで

西「うわぁぁぉあああぁあ！！！(笑)」

西島「うわあ(笑)」
「待って(笑)」
西「A！蓮ちゃん！(笑)」

西島「入ってきたらAちゃんいました(笑)」
西「え、あとは？」
「まだ来てない」
西「健ちゃんいないじゃん」
「そう、わたし村松さん待ってたんだけど」

蓮汰と西くんが入ってきたってことはさっきわたしが名前をあげていた人たちはもう別の部屋に入ってるというわけで。

コンコン、

「きた！」
西島「Aちゃんこっち」

先程同様蓮汰にギューッと抱き締められながらパネルの裏に隠れると、西くんが反対側から抱きついてきて3人団子状態に。

「なにこれ(笑)」(小声)
西「ソーシャルディスタンスガン無視」(小声)

？？「失礼しま〜す、え、1人？

うわぁ！」

と言いながらパネルの前に寝転んだのは中野海帆くん(笑)

西島「(笑)」
西「しーっ(笑)」
「わぁって」(小声)

「「「わぁぁあ！！！(笑)」」」

中野「うわっ！！！え、まじ？」

西「これはもう…」
西島「分かりましたなんとなく」
西「STEPだね〜」
西島「ｗｗｗｗｗｗｗ」
中野「STEPだわ」
「いや、わたしもSTEPだと思う」

逆にこの4人集まってるSTEPとか興味本位でみんな見てみたいんじゃないの？

「あ、海帆くん宜しくお願いします」
中野「あああ、こちらこそ…(笑)」
西「え、そこちゃんと話すの初？」
「いや、あの、おえおの時に練習は見てもらったことあるんだけど、ちゃんと話すの初めてで」
中野「俺はずっとAちゃんと話したかったんよ」
「え、本当ですか(笑)」
中野「呼び捨てしていい？てか敬語もなくそ」
「ええ、ぜひ！やったー(笑)」

ここに来て新たに親交を深められた。嬉しいです