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石を食べてしまったグリムに一同唖然としたが、すぐにユウがグリムに向かって「ペッしなさい！」と叱った。
しかし、どうやらその石はとても美味しかったようで、先ほどまでへとへとだったグリムは一気に元気を取り戻した。
ｴｰｽ「げーっ。やっぱモンスターってオレたちと味覚違うの？」
ﾃﾞｭｰｽ「…かもしれないな。というか…
落ちている得体の知れないものを口に入れること自体ほとんどの人間がやらない。」
「モンスターって雑食なんだぁ…」
それぞれがやや呆れながら言っている中…
『(落ちているものは食べても、得体の知れているものだったから…
私は大丈夫ですね。)』
とAは考えていたとか―――
ｸﾛｳﾘｰ「…エッ！？本当に魔法石を探しにドワーフ鉱山へ行ったんですか？」
鏡の間へと戻ってきた彼らに待っていた第一声は、信じられないといった様子のクロウリーの一言だった。
ｸﾛｳﾘｰ「…やぁ、まさか本当に行くなんて…
しかも魔法石を持って帰ってくるなんて思っていませんでした。
粛々と退学手続きを進めてしまっていましたよ。」
ｸﾞﾘﾑ「んがっ！なんて野郎なんだゾ！オレ様たちがとんでもないバケモノと戦っているときに！」
ｸﾛｳﾘｰ「バケモノ…？」
どうやらドワーフ鉱山に化け物が出ることを知らない様子のクロウリーに、先ほどあった出来事をユウが説明した。
ｸﾛｳﾘｰ「ほほう。炭鉱に住み着いた謎のモンスター。
それを5人で協力して倒し、魔法石を手に入れて学園に戻ってきたと？」
場所は変わって学園長室―――
ユウの説明を聞き終えたクロウリーがそう言うが、未だに協力したということがこそばゆいのか、はっきりと肯定しないエースとデュース。
しかしそんな様子の彼らのことなど目もくれず、クロウリーは急に大声を上げて泣き出した。
その様子にグリムはドン引きしていたとか…。
ｸﾛｳﾘｰ「この私が学園長を務めて早ン十年…
ナイトレイブンカレッジ生同士が手と手を取り合って敵に立ち向かい、打ち勝つ日がくるなんて！」
ﾃﾞｭｰｽ「んなっ！？僕はこいつと手なんか…」
ｴｰｽ「オレだってヤだ…」
『面倒なので、今は少し黙っててください。』
クロウリーの言ったことを否定しようとした二人だが、Aがそんな二人の背後に回って手で口を封じた。
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暇人(プロフ) - レオナって姓ですか？名ではなく？ (2023年4月6日 22時) (
レス) @page36 id: 1a2776719b (このIDを非表示/違反報告)
yume(プロフ) - みきさん» みき様。ご指定いただきありがとうございます！修正いたしました。 (2020年5月14日 22時) (レス) id: 712fb079e3 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 27で闇の鏡が時の鏡になっていますよ〜 (2020年5月14日 4時) (レス) id: 2125c44ced (このIDを非表示/違反報告)
yume(プロフ) - 神羅課長さん» 神羅課長様。純粋なミスです！ご指摘ありがとうございます！ (2020年5月5日 23時) (レス) id: 712fb079e3 (このIDを非表示/違反報告)
神羅課長(プロフ) - 5が2回続いていますよ！そういう使用だったらｽﾐﾏｾﾝ!! (2020年5月5日 22時) (レス) id: 16ea087c87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yume | 作成日時：2020年4月28日 16時
