1 ページ1
「ん、んー…っ、おも、おもい…降りて…ちょ、しんじゃう…う"っ」
「レウー?!」
とて、とて、とゆっくり館の廊下を歩いているとレウの上に乗ってにこにこしているコンタミが居る。
その2人に絡んで爆笑している青い鬼、らっだぁ。
どういう状況なのだろうか。無視して廊下を歩き続けながら一つ欠伸をする金色に染まっていた茶髪の彼。
同じ黄色が担当カラーの人を探しているらしく、きょろきょろと見回しながら歩いていた。
「…あ、ぺんさぁん!」
目的の人を見つけぱあっ、と表情が明るくなる金豚パーカーを着た青年。金豚きょー。
ぺんさんと呼ばれた黄色い青年、ぺいんとが声のした方を振り向き、此方も表情を明るくさせた。
「きょーさん!どうしたの、こんな所で…もしかして俺のこと探してた〜?」
「んふ、そんなところ♡ぺんさんとなぁ、話とかしたくって!」
デレデレとした表情のぺいんととにこにこと笑みを浮かべて会話をするきょー。
ぺんさんのぬいぐるみ買ったんよ〜。なんて報告をしては隣に並び歩き始めた2人を横目に笑みを絶やさない目を閉じた、きょーに似た人?天使?
「…ふふ、仲良くて微笑ましいですね。」
「…俺的にはずるいんですけどね…。」
「はは、流石きょーさんのお気に入り。」
「おい。」
くすくすと笑い銀髪の軍服を着た彼に薄らと目を開け瞳を其方に向けた。
ぺいんとときょーの関係を崩したくない天使ときょーの1番で居たい軍人。
この2人も仲が良い?らしいのか微笑ましいなー、と言う古参ら民。
僕も彼らみたいに絡むことが出来ればよかったのだけれど…それは願わないことらしい。
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:無色透明 | 作成日時:2022年3月27日 18時