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三十一話「ようこそ黒の世界へ」─最初に読者様へ ページ32

何度もすみません……!お気に入りが十人突破という事もあり、感謝の気持ちを伝えるべくスペースを取らせていただきました!

この作品を気に入っていただき、とてもとても嬉しいです……!誰かの目に移るのが日に日に多くなって言っている気がします

更新は少しずつですが、頑張ってまいりますので皆様どうか暖かい目で見守って頂けると幸いです!これからも宜しくお願いします( *・ω・)*_ _))ペコリン

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今日は何となく予想出来ていた事の整理に車を走らせている。その出来事はシェリーが彼に会いたいと言ったあたりから、急激にことは進むだろうと思っていた奴だ

『にしても、まさかシェリーが彼に会いたいって言うとは思ってなかったなぁ俺』
明美「私もよ。結果的に彼をこちら側に巻き込むことになってしまったけれど……」
『彼自身それでもいいみたいだし、いいんじゃない?』

それが本命だろうしと心の中で付け足し、俺は見えてきた組織のサブ拠点の一つに向け車を移動させる。そこにはもう既に彼が待っている予定だ

『はーい諸星さん。元気?』
諸星「あぁ、すこぶる調子がいい」
『そりゃ何より』

挨拶を済ませると、俺は後部座席にギターケースを持った彼を乗せてとある場所へまた車を走らせる。今日の俺は見張り兼運転手だから、気を引き締めていかないとね

暫く車を走らせていると、任務先に到着し俺は二人を先に下ろして車をどこかに隠しにいく。今回の任務で足がつくとちょっと困るもんで

『銃の装着は出来た?』
諸星「バッチリだ」
明美〈こっちも定位置につけたわよ〉
『ん、じゃぁよろしくね』

今回の任務は暗殺任務であり、諸星さんの組織加入審査でもある。ここで使えるか使えないかを判断して、使えそうなら俺の部下として教育予定だ。ジンさんは最初猛反対してたけど、ボスのご命令だし

相当反対してたなぁ、なんて思いつつ手持ちの飴を口に一つ入れ、ターゲットが出てくるポイントを全てチェックする。どこから出てきても良い様に宮野さんにもスタンバって貰ってるし

『……A地点からターゲット確認。狙撃準備』
諸星「了解」
『誘導班は例の通りでよろしく』
明美〈OK〉

宮野さんが動いたのを確認し、俺も何かあった時のために組み立てていた狙撃中にサプレッサーを付け構える。メインは諸星さんだが、失敗して宮野さんを犠牲にするなんて嫌だからね

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作者名:アンドゥ | 作成日時:2020年3月11日 1時

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