underthought 【僕の思い】 (ページ3)

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3話ページ3

彩は何処かに行った。
奏もついて行ってるので、僕達も彩に着いていく。
そして、着いた場所は結構大きい家だった。
そこに「どうぞ」と言って家の中に入れてくれる。
椅子に僕達を座らしてくれる。
「少し待ってて。作ってくるからね」
彩と奏はキッチンに行く。
僕とフリスクは目を合わせて話をする。
「あの人達は警戒しなくていいかな？」
「いい、と思うよ。あの人達は絶対に安心できる人だよ」
「そっ、か。ありがとう」
あの人たちは安心していい存在なのだろうか。
それが、正解なのか本当に分からない。
僕の周りで安心できたのはフリスクしか居なかったからしっかりと分かるはずもない。
そんなことを考えていたら彩と奏はお粥を持ってこちらに来た。
「お粥を食べな」
「毒は入ってないよね？」
「なんで毒なの？そんなの入れないよ！」
「早く食べちゃいな！」
毒は入っていないんだ。
少し警戒しながらお粥を食べる。
本当に毒は入っていない。
そして、お粥はとても美味しい。
僕はすぐに食べきってしまった。
フリスクもすぐに食べきってしまった。
フリスクは泣きながら美味しい、美味しいと言いながら食べていた。
「美味しかったようで何よりだよ！」
「良かったぁ………お粥で正解だったかな」
お粥は食べやすいものだからそれにしてくれたんだ。
僕はそこまで考えてくれる彩と奏は警戒しなくていいと改めて分かった。
僕はお粥の入っていたお皿を持ってキッチンに持っていく。
そして、その皿を洗っていく。
いつも洗わないと怒られていたから。
「いいよいいよ！フラウィが洗っておくからさ！」
そうやって彩さんは言う。
それで「なんで僕が」と言っていたのを聞き逃さなかった。
「フラウィも嫌がってるからやる」
「意地だね。いいよ」
と言って彩は奏やフリスクの元に行く。
皆は楽しそうに話をしている。
僕は食器を洗う。
ずっと洗っていないものもあるので、やっておく。
その時にフラウィは食器を拭いてくれるようなので任せることにした。
そして、食器を片付け終わった。
僕は皆のところに行く。
「食器を片付け終わった。フラウィが手伝ってくれたから直ぐに終わりました」
「じゃあ、色々と説明したいことがあるから話をしようか」
奏は真剣な顔になり、話し始める。