underthought 【僕の思い】 (ページ1)

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1話ページ1

「いったたた」
僕はあの山から落ちた。
僕は死にたかったのに死なないで落ちてしまった。
僕と一緒に落ちた友人のフリスクも死なないで落ちてしまったようだ。
落ちたのと虐待のせいで身体はボロボロだ。
そして、フリスクも起きたようだ。
「いったぁ」
「起きた？」
僕達は周りを見渡す。
周りは真っ暗で何も見えない。
僕達の所だけは落ちてきた穴から光が照らされていた。
落ちてきた周りは青い薔薇の花弁が散ったように落ちていた。
花言葉は確か、『不可能』『存在しないもの』だったと思う。
2002年、バイオテクノロジーの力によって、日本の研究者たちが遺伝子の組み替えによって、ついに、世界初の青いバラを誕生させたんだよね。
その時に新しい花言葉があった気がするけど、なんだったか忘れてしまったな。
「そろそろ何処か行ってみない？」
「そ、そうだね」
僕達はどこに行ったらいいか分からないけど、適当に何処かに行く。
そして、黄色い花の顔が着いた子にあった。
その子が急に喋りだした。
「やぁ、僕はフラウィ。君達は落ちてきたのかな？それなら着いておいで、怪我を治してもらえるから」
と言って、何処かにいく。
僕達はフラウィと言う黄色い花に着いていく。
そして、着いて行ったら白衣を来た黒髪の女の人が居た。
その人は僕達の身体を見てとても驚いていた。
その人は慌てて救急箱を開けた。
「治してあげるからおいで」
僕達はその人の方に行く。
「まずは君からね」とフリスクの方からするように言う。
そして、フリスクの怪我を消毒していく。
「……っ」
フリスクは染みて痛そうな顔をした。
その顔を見て察したのか「少し我慢してね」と言って消毒をしていく。
そして、フリスクの怪我を消毒し終わったら絆創膏を用意して怪我した場所に貼っていった。
「私の名前は奏。君達の名前は？」
「僕はフリスク」
「………」
「そっちの君は？」
と、僕に聞いてくる。
僕は黙ることしか出来なかった。
何故なら、名前が無いからだ。
フリスクは名前があるんだけど、僕は親に名前を付けられなかったから。
でも、言うとすれば