大ナワバリバトル ページ10
そろそろ"あの大会"の開催日。
そう、「大ナワバリバトル」だ。
ニンゲンの世界でいう「運動会on体育祭」だ。
クラス対抗でナワバリバトルをして、勝ったクラスが違うところで勝ったクラスと...いわゆるトーナメントみたいなものだ。
最後まで勝ち進んだクラスには賞状が送られる。
ﾆﾄ「大ナワバリバトル楽しみだねー！」
ﾍﾄﾞ「今年も勝とうね！」
『え？"今年も"ってことは、去年優勝したの！？』
ﾆﾄ「そうだよ〜！」
ﾍﾄﾞ「ゴーグルくんが最後にスーパーチャクチしてくれたからだよ！」
『へぇ〜』
ｺﾞｰ「オレのこと呼んだー？」(ﾋｮｺ
ｺﾞｰ「あー！キミ、転校生の...Aちゃんだよね？」
『あ、うん...』
ｺﾞｰ「オレ、ゴーグル！よろしくね！」
『よろしくね！』
ﾍﾄﾞ「今年は何色だろうなぁ...」
ﾆﾄ「アタシは青がいいなぁ〜！」
『私も！』
ｺﾞｰ「オレも〜！」
ｸﾞﾛｰ「オレは緑がいいなぁ。」
『！？』(ﾋﾞｸｯ
ｸﾞﾛｰ「おっと、驚かせちゃった？」
『な、なに急に！！』
ｸﾞﾛｰ「ごめんごめん、オレはグローブ。キミはAちゃん？」
『はい...』
ｸﾞﾛｰ「これからよろしくね！」
...文字だけじゃ分かんないだろうけど、グローブくんの後ろにいるメガネかけた真顔のボーイも気になるなぁ...
先「席に着けー！授業始まるぞー！」
皆がガタガタ席に座り始める。
私もイスに座ったらななめ後ろから声がかけられた。
ｱﾛ「ねぇ、Aちゃんは大ナワバリバトルの色はピンクがいいよね？」
ちょっとムスッとしたままアロハくんに尋ねられた。
え、青って言ったらいいのかな。ピンクって言ったらいいのかな。
悩んでいたらダイバーくんがこっそり耳元で
ﾀﾞｲ「ピンクって言ってやれ。」
そう言われた。
『私もピンクがいい！』
笑顔でそう答えると、アロハくんは髪をぴょんっと跳ねさせ
ｱﾛ「やっぱピンクが１番イカしてるよね！Aちゃん、やっぱり分かってる〜！オレが好きな人なだけはあるね！」
『あはは...え？』
今、結構聞き捨てならないワードが聞こえた様な気が...
ダイバーくんの方を向くと口を押さえている。
ｱﾛ「...やべ、口走っちゃった。」
ｱﾛ「最後のやつ気にしないでね！」
『うん...』
クルッと前を向く。
少し見えたアロハくんの耳は、凄く赤かった。
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うにうに(プロフ) - 倉塚めろんさん» 嬉しいですー！！ありがとうございます^^* (2020年8月15日 11時) (
レス) id: b1dbe55844 (このIDを非表示/違反報告)
倉塚めろん - うにうにさんホント最高！めっちゃ面白かったです！ (2020年8月14日 21時) (レス) id: f306c381ea (このIDを非表示/違反報告)
うにうに(プロフ) - アロハくん依存症さん» ありがとうございます！...私もアロハくん風邪引かせてごめんね。 (2020年8月10日 3時) (レス) id: b1dbe55844 (このIDを非表示/違反報告)
アロハくん依存症 - この小説大好きです！これからもご無理をなさらない程度で頑張ってくだい！応援しております！アロハ君濡れたりしたらちゃんと着替えてね。アロハ君が風引いたら私…心配で…夜も眠れないよ… (2020年5月15日 14時) (レス) id: b2260fb288 (このIDを非表示/違反報告)
うにうに(プロフ) - スプラちゃんさん» 失踪から帰ってきました！これからもマイペースに頑張ります！！ (2019年12月27日 0時) (レス) id: b1dbe55844 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うにうに | 作成日時：2019年6月27日 0時
