ある日のこと ページ19
１年間の大イベントが終わって、皆にも慣れてきている。
アロハくんとは凄く仲良くなった。けど、ガールからの視線が怖い。いつか殺されそうな気がする←
今日、とあるガールに呼び出された。
「放課後、体育館裏に来い」って。もちろん、誰も付いてきちゃいけない。
イヤな予感がプンプンするが、行かないのもアレだから私は放課後体育館裏に行った。
『なに、話したいことって。』
ドンッ！
急にカベに押し付けられた。
背中が痛い。結構思い切りやられた。
「アンタさぁ...最近チョーシのってない？」
『別にのってないよ、どうして？』
「はぁ！？アンタ、アロハくんにちょっと気に入られてるからってそういうのやめてくれる！？」
はぁ...
それが言いたかっただけか。
私はただアロハくんが話しかけてくるから一緒に話してるだけ。
『私がアロハくんに気に入られてる、なんて貴女の勝手な妄想じゃない。私はただ、アロハくんと話してるだけ。貴女もそういうのやめてくれる？』
ギロリ、と睨み返してみた。
こういうタイプの人は大抵こういうのに弱い。
後は流れに任せてとっとと帰ろ。
「てめぇ...ふざけんものいい加減に...！」
ガールが私に拳を振り下ろしてきた。
どうせ出来ないクセに、そう思いながら目を瞑ると。
ぴたっ、と拳が止まったのが分かった。
それと一緒にある人の声も聞こえた。
ｱﾛ「ん、こんなところで何してんの？」
「あ！アロハく〜ん♪なんでここ来たの？こっちに用事ないじゃん！」
ｱﾛ「いやさ〜ちょっとAちゃんに用事があってさ、センセーに聞いたら体育館裏に行ったって言うから♪」
「えっ、ホント〜？じゃあAちゃん！また明日ねっ♪」
そう言うと「チッ」と小さく舌打ちをしてあのガールは帰っていった。
ｱﾛ「Aちゃん、大丈夫？」
『なんで私がここにいるって分かったの？』
ｱﾛ「そんなの、Aちゃんのことが...」
そこでアロハくんの言葉は途切れてしまった。
なにが言いたかったのだろう。
『私のことが、なに？』
ｱﾛ「いや、なんでもないよ！ほら、帰ろっか！もう暗くなってきたよ！」
ぐい、とウデを引っ張られて私とアロハくんは帰った。
ちょっとドキッとしたかも...
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うにうに(プロフ) - 倉塚めろんさん» 嬉しいですー！！ありがとうございます^^* (2020年8月15日 11時) (
レス) id: b1dbe55844 (このIDを非表示/違反報告)
倉塚めろん - うにうにさんホント最高！めっちゃ面白かったです！ (2020年8月14日 21時) (レス) id: f306c381ea (このIDを非表示/違反報告)
うにうに(プロフ) - アロハくん依存症さん» ありがとうございます！...私もアロハくん風邪引かせてごめんね。 (2020年8月10日 3時) (レス) id: b1dbe55844 (このIDを非表示/違反報告)
アロハくん依存症 - この小説大好きです！これからもご無理をなさらない程度で頑張ってくだい！応援しております！アロハ君濡れたりしたらちゃんと着替えてね。アロハ君が風引いたら私…心配で…夜も眠れないよ… (2020年5月15日 14時) (レス) id: b2260fb288 (このIDを非表示/違反報告)
うにうに(プロフ) - スプラちゃんさん» 失踪から帰ってきました！これからもマイペースに頑張ります！！ (2019年12月27日 0時) (レス) id: b1dbe55844 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うにうに | 作成日時：2019年6月27日 0時
