【募集企画】大聖堂の地下階層【本編】

聖歌隊隊長とお勉強【ナル】 ページ20

*





『あれぇ〜？』



ここもいない、ここも、




今日は聖歌隊隊長さんのクワイヤとお勉強の約束をしてたのにどこを探してもいない


『ん〜？忘れちゃったのかなぁ？それともまだなにかやってるのかな？』


ん〜、と考えていると花壇にお水をやっているシスターが居た


『シスターっ！』


｢こんにちはナル君｣


『あ、こんにちは！』


｢どうしたのです？｣


『あのさクワイヤ知らない？探してるんだけど、、』


｢さっき大聖堂の所にいらっしゃりましたよ？｣


『わかった！探してみる！』






大聖堂、大聖堂、、大聖堂はさっき探したはず、






『あ！いた！』


｢ナル遅れてごめんなさいね｣


『大丈夫！お勉強しよ！』


｢そうね！今日は＿＿＿｣


『うん、、』






今日は算数だった、算数苦手なんだよなぁ〜、

約分、割り算、面積の公式とか、覚える事多すぎっ！






『ん〜、出来たぁ！』


｢出来たの？凄いじゃないナル！｣


とクワイヤに褒められ撫でられる


『んふ、もっと撫でてぇ〜僕頑張った〜、、』


｢？！、、そうねあなたはよく頑張ったわ！｣


クワイヤはお勉強を頑張るとなでてくれるんだよ！しかも分からないところとか教えてくれるしっ！




だけどその時間も過ぎてしまうわけで




『いやぁ〜クワイヤ〜、(泣)』


｢ナル、帰ったらお友達がいるから早く帰りなさい？｣


『クワイヤがいい〜、(涙目)(上目遣い)』


｢、、、、(悶え)｣



すると



｢あ、いた｣


『カッくん、？！』


｢探したんだけど、｣


『ごめんね、？』


｢ほら！お迎えだからまた今度会いましょう！｣


『はぁい、』


｢ありがとうございましたっ！｣


｢いいのいいの｣


次のお勉強も楽しみになった

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