51話 ページ6
誕生日会のその後
真琴side
Aの家を後にした私達
さっき言った用事は、Aと勇次郎を２人っきりにするための嘘
真「近くの公園に寄っていかない？」
愛「いいよ。どうせ暇だし」
近くの公園のベンチに腰掛ける
真「今日は楽しかったねー
私の誕生日は、１２月２５日だからクリスマスと一緒にされちゃって...」
愛「そうなの？ならクリスマスじゃなくて真琴の誕生日のためにケーキ作るよ」
真「本当？！」
愛「うん。いくらでも」
真「ふふ、楽しみ。
愛蔵の誕生日もお祝いするね」
愛「ありがとう」
嗚呼、愛蔵はやっぱり優しいな
そんな優しい愛蔵にありがとうって言われる資格なんて私にはない
なぜなら
私は愛蔵のことが＿＿
＿＿_好きだから
愛蔵がAのことを好きなのは勿論知ってる
それでも私は、愛蔵に恋をしてしまった
否、愛蔵がAのことを好きだからこそなのかもしれない
だって...私は、Aのために一生懸命な愛蔵が好きなのだから
真「愛蔵。好きだよ」
愛「えっ？急にどうしたの？」
真「ごめん。愛蔵
愛蔵がAのこと好きなのも全部知ってるけど、私は愛蔵のことが好きです」
愛「・・・そっかありがとう
でもごめん俺は...」
ほらまただ、私が傷つかない断り方を考えてる
真「わかってるよ。それでもいいから私と付き合ってくれない？」
愛「は？どう言うこと？」
真「愛蔵はAに思いを伝える気は無いんでしょ？
それに諦めようとしてる...違う？」
愛「あってる...」
真「だから私と付き合って！仮の恋人だよ
私のことは好きじゃなくていいから」
愛「でも...」
真「お願い愛蔵。
こんなの狡いってわかってるけど...子供な私の我儘に付き合ってくれない？」
愛「・・・わかった。いいよ」
真「ありがとう愛蔵」
愛「もし、俺が真琴のこと恋人として好きになったらその時はもう一度俺から告白するから」
真「うん。でもAのことが諦められない時はいつでも振ってくれて構わないから」
愛「わかった...」
私は本当に我儘だ
もちろんAは親友で、
それは今もこれからも変わらない
だから勇次郎ともうまく行って欲しい
けど、私は愛蔵にも幸せになって欲しいんだよ
愛蔵を幸せにできるのは私じゃ無いのはわかってるけど
ほんの少しでも愛蔵を笑顔にしたいから...だから...隣にいさてね＿＿
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こんこん - はい！ガジュマルさんならいい小説を書いてくれると信じています！コメントしてなくてもこの小説が好きな人、沢山いると思います！これからも頑張ってください！ (2019年3月7日 17時) (
レス) id: e238538397 (このIDを非表示/違反報告)
ガジュマル(プロフ) - こんこんさん» コメントありがとうございます。「作者から」に書いた通り、私の中で小説を書けるかどうか不安で迷っていた部分があったのですが、こんこんさんのコメントで意思が固まりました！ありがとうございます。これからも見て頂ければ嬉しいです(*´ω`*) (2019年2月24日 21時) (レス) id: 5a73ede7fa (このIDを非表示/違反報告)
こんこん - こんにちは、ガジュマロさん！中間試験ってことはもう終わってます…よね？更新してほしいです…！お願いします！たのみます！頑張ってください！ (2019年2月21日 14時) (レス) id: e238538397 (このIDを非表示/違反報告)
ガジュマル(プロフ) - はらさん» 忘れてました！すみませんm(_ _)m (2018年4月25日 7時) (レス) id: 5a73ede7fa (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグちゃんと外して下さいねー (2018年4月25日 6時) (レス) id: 2204c405cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ガジュマル | 作成日時：2018年4月24日 23時
