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56話 ページ6

金曜日


お財布持った

診察券、保険証持った

よし!レッツゴー!!

タクシーで病院に向かう

受付をし順番が来るまで時間をつぶす


「みなみさん。どうぞー」

呼ばれた

中に入ると先生がいた

「こんにちわ。その後どうですか??」

『特に問題ありませんでした』

「そうですか。では、いつもどおり検査しますね。ご飯は食べれてますか??」

『はい!少しずつですが味もわかるようになりました!』

「それはよかったです!!では検査に移りますので3番に移動してください」

そこから長かった

MRIから心電図、血液検査など

MRIすごくうるさかった(笑)

耳おかしくなったかも←

少し休憩しつつ呼ばれるのを待つ

「みなみさんどうぞー」

中に入る

「うん。検査も問題なし。とりあえず車いす生活は終了でいいでしょう。あとはいつもの薬を必ず飲むこと。発作の薬も常に持ち歩くことですね。不安なことがあったらいつでも来てもらって構いませんからね?」

『ほっ・・・ありがとうございます!!』

「味覚のほうも戻りつつあるとのことだったので安心しました。職は人間にとって大切なものですからね。ただ、気がかりなのは体重です。退院する前の体重と今の体重がマイナス5キロ。ちょっとこれは痩せすぎなのでたくさん食べてくださいね」

『うっはい・・・』

そういえば最近一人だったから簡単なものしか食べてない気が・・・・


「では今日は終わりです。お疲れさまでした」

そういうとカルテを渡された

受付に持っていきお会計をする

そのあと薬をもらって家に帰るだけ

病院からでると

「おーい!みなみ!」

前から光(ヒロ)が走ってきた

『光!どうしたの??病気??』

「ちがうからね!!今日病院だっただろう??だから迎えに来た」

『わざわざありがとう!!今日で車いす生活卒業しました!!』

ヒロに向かってピースサインをする

「おお!!よかったな!おめでとう!検査はどうだった??」

『うん。問題ないって!!薬はしっかり飲むように言われたー』

「なら忘れずに飲めよ??さぁ、車に乗って??お昼まだでしょ??透のところで食べようぜ!」

『今日シフトに入ってるんだ?』

「ああ。言ってないから驚かせようぜ!」

といたずらっ子みたいな顔をした

『怒られても知らないよ??』

「大丈夫だって。さ、行こうぜ」

ヒロと手をつなぎ車に乗り込んだ



ポアロにて


カランカラン


「いらっしゃいま・・・光さんにみなみさん!」

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作者名:みなみ | 作成日時:2021年6月3日 21時

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