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93話 ページ44

「ああ。約束する」

「ごめんね」

『その代わりその他のデータは見ないこと。写真とかあるけどそこも見ないで。見たら・・・・殺す』

「!!みなみ!!」

『・・・・うふふふ、なんてね?嘘よ?でも見ないでほしいなぁ』

「そんな嫌なのか??」

『零の写真とはバラまいていいなら??』

「・・・・それは困るな、わかった。風見には話しておく」

『絶対だよ?』

「ああ」

「あ、みなみ朝食食べる??」

『ごめん、食べたくないんだ。薬飲んで出かけてくる』

「どこへだ??」

『足りないものを買いに』

「なら俺もいくよ?」

『二人とも仕事でしょう??すぐだから大丈夫!』

支度をして出る準備をする

「本当についていかなくていいの??」

『うん。すぐそこだし』

「だがな・・・」

『お前らはよ、仕事いけや』

「「はい・・・」」

『後片付けはしなくていいから早くしたくしなよ・・・もう8時過ぎだよ?』

そういうと二人は焦った顔をして準備をする

『じゃぁ行ってきます!二人ともいってらっしゃい!』

「「いってきます」」

そういいスーパーへ買い物をしにでかけた

電車を乗り継いで目的地へ







『よし買い物終了!!』

朝のあのイライラのせいで買いたい衝動が起きてたくさん買った

『それにしても買ったな・・・』

両手の大荷物を見る

これは怒られるレベルだ・・・・

仕方がない

タクシーで帰ろう

タクシー乗り場まで歩くと途中で古い車を目撃した

『わぁ・・・これポルシェだ。今は生産されていない型だ・・・すごいな・・・』

たしか部品も手に入らないって聞いたぞ?

まじまじ見ていると

「・・・おいなにしてやがる」

声のほうに視線をやると

『あ・・・すみません。古い車だったのでつい・・・』

「・・・・お前みなみか?」

え?なんで私の名前を??

『はい・・・・誰ですか??』

「お前、俺を忘れたのか?」

と言われても・・・・

思い出そうが思い出せない・・・・・・


「何年か前に裏路地で助けてくれただろう??」

裏路地

裏路地・・・・・


『ああ!!ジンさん?!』

「やっと思い出したか・・・・久しぶりだな」

『本当に久しぶりですね!お元気でしたか??』

「・・・ああ。それよりお前日本に戻ってきたんだな」

『ええ。ついこの前。ジンさんは??』

「俺もだ。乗るか?」

『いいんですか?』

「ああ。と言っても仕事があるから途中までだがな」

『わかりました!お願いします!』

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作者名:みなみ | 作成日時:2021年6月3日 21時

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