検索窓
今日:16 hit、昨日:6 hit、合計:84,696 hit

85話 ページ35

ジョディーside

プルルルル

〈もしもし、私だ〉

「ジェイムズ、すみません。見張りの件バレました」

〈!!どういうことだ?詳しく説明してくれ〉

「彼女の幼馴染、緑川光にみなみについていた見張りが見破られました。彼曰く、わかりやすいそうです。それと彼にみなみを連れていかれました」

〈!なぜ・・・?〉

「理由は私たちに対する不信感だそうです。肝心なときになにもしなかったのが原因だと。ですが、みなみが帰りたいといえば帰らせるっと言っていました」

〈緑川光・・・彼は何者なんだ?〉

「みなみの幼馴染だそうです。彼にとって大切な人とも言ってました」

〈なるほど・・・こちらでも彼について調べてみよう〉

「お願いします」

電話を切りため息を吐く

彼はいったい何者??

みなみの幼馴染って言ってたけど・・・・

まぁその点についてはジェイムズが調べてくれるって言ってるから任せよう

それよりみなみが心配

あの子は


今私たちが追っている組織に狙われているから・・・


「なにも起きないでよ・・・・」


もう一度ため息をついた


ジョディーside終





ヒロの車に乗り来た道とは違う道へ進む

??

『ヒロ?どこ行くの??』

「ん?もう一つのセーフハウス。今からそこにいくんだ」

『え?今日のところとは違うところに??』

「ああ。俺たちは仕事でいくつものセーフハウスを持っているんだ。あそこより今行くところのほうが安全だからな」

『へぇ・・・・』

そんなにあるなんてヒロたちって実はお金持ち??

疑問に思っているとそれに気づいたのかクスクス笑って

「そうだなぁ・・・警察が借りているところだよ」

『え??そうなの??でも零がそこ出入りできないんじゃ・・・』

いろんな事情で偽名を使っているみたいだし・・・

「いや、大丈夫だよ。安室透の名義の部屋もそこにあるからな」

『へぇ・・・・』

もうわけわからないや・・・・

第二のセーフハウスにつき荷物を持ち中に入る

厳重なセキュリティーで管理されていて関係者以外入れないようになっているんだって

家賃いくらなんだろう??

「ここが俺らが暮らす部屋だよ・このカードはみなみに。これがないとここには入れないから気を付けて??」

『はーい!!』

中に入るとリビングはかなり広かった

でも生活感がなくてちょっとさびしい・・・・

『窓に落書きしたら生活感でないかな・・・』

「なんてこというのこの子は」

だめだからね!とくぎを刺された

畜生

86話→←84話



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
201人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みなみ | 作成日時:2021年6月3日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。