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82話 ページ32

『それ以来FBIの人たちのそばを離れるなって言われていて・・・・でも最近そんなことなかったからてっきりもう終わったものかと・・・・』

そんな話をしていると二人の顔色が変わった

なんだろう

そうとう焦っている様子だった

『どうしたの??』

「あ・・なんでもない。それよりこれ買ってきたぞ」

零から袋を受け取る

『ありがとう!!じゃぁ仕上げちゃうね!!』

そういい肉じゃがの仕上げに入る

ヒロside


「ゼロ」

「ヒロ、お前もわかったか」

「ああ。今のでつながったよ。なぜFBIがみなみの情報を隠しているのかや」

「それはおそらく守るため。一般人であるみなみを。しかも厳重に。見てみろ」

ゼロの手元には小型の発信機があった

「おいおいおいこれって」

「ああ。おそらくFBIがつけたものだ。警護が手薄になったのはこれを仕掛けていたから。それと俺も今まで気づかなかったが監視されているようだ。うまく隠れてて気づかなかったが3人。このマンションの周りにいる」

「!!」

「FBIの中でもかなり腕が立つ者たちらしいな。俺たちがなにかしないか見張っているようだ」

「おいおいおい。それってまずいんじゃ!」

『ん?ヒロどうしたの??そんな大声なんか出して』

「ああ。なんでもない!まだかかりそう??」

『今セロリの酢漬けを作っているの。今日はまだ漬けきってないから明日食べてね。あと10分でできるからねー』

そういいキッチンへ戻っていった


「ふぅ・・・・」

「とにかくジンが関わっているのなら俺たちもみなみを守らないとな」

「だな・・・・」

俺たちの大切な幼馴染を危険な目にあわせないために

なんとしても



ヒロside終



『できたよー!』

「お!やっとか!」

「相変わらずうまそうだな!!」

『えっへん!さぁどうぞ!』

「ん??みなみは食べないのか??」

『あまりおなか空いてなくて・・・気にせずどうぞ!』

「じゃぁいただきます!・・・うめぇ!!さすがだな!」

「うん。懐かしい味だ」

『ありがとう!!』

二人ともおいしいおいしいと言ってくれた

「そうだ。さっきの話だがしばらく一緒にいる件だが・・・」

『うん。いいよ。でも荷物を取りにいかないと・・・』

「じゃぁ食べ終わったら俺といっしょに取りに行くか!」

『うん!』

「俺はこれから仕事なんだ。ヒロ、頼むぞ」

「任せろ」

『??』

なにを任せろってことかな??

後片付けをし軽くキッチンを掃除する

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作者名:みなみ | 作成日時:2021年6月3日 21時

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