赤井秀一と降谷零の幼馴染ですがなにか２

５４話 ページ4

しばらく車を走らせているとタクシーが止まった

ここはキールが赤井を撃った場所だ

車から降りあたりを見ているみなみ

まるで現場検証しているようだった

焼かれた後のある場所を見ていると

え・・・？

みなみが笑っていた

気が済んだのか再びタクシーに乗りもと来た道へ帰っていった

俺もその場を見てみたがなにもない

みなみはなにを見て笑ったのか

今の俺にはわからなかった

(あ、さっき目が合ったような・・・まぁいっか)


光side終





タクシーに乗り目的の場所に到着する

車から降り事件現場を見る

ジョディーさんの話だとここから撃たれその後焼かれたって聞いた

指紋もシュウのもので間違いないって聞いていた

焼かれた後をじっくり見てふと崖下を見るとそんな高くもなかった

そうか

もしかしたら・・・・

自然に笑みが浮かんだ

やっぱり零の言った通り「赤井秀一は生きている」

だけどもし仮にそうだとしてなんで姿を見せない？？

てかどこに隠れているの？？

とりあえず家に帰って考えよう

タクシーに乗りマンションに帰る

その時見たことのある車を見た気がしたけど気のせいにしておこう(笑)

マンションに着きタクシーから降りる

車いすに乗り部屋へ向かう

ロック解除し部屋へ行くと奥からジョディーさんが顔を出した

「みなみ！どこ行ってたの？？連絡してもつながらないから心配したのよ？？」

『あ、ごめんなさい。マナーモードにしてた。今日は早いんだね』

「いえ。少し休憩がてら帰ってきたの。着替えもしたかったし」

『そうなの？ジョディーさん顔色悪いよ？？大丈夫？？寝てる？？』

「ええ。でも今立て込んでいてね・・・」

ジョディーさんの表情が暗かった

そんなに忙しいんだ・・・

あ！そうだ

『ジョディーさん。少し時間ある？？』

「？？ええ。あと１時間したら出る予定だから大丈夫よ？？」

『ならちょっと待ってて』

棚からファミリー用のお弁当箱を取り出す

なんでファミリー用のお弁当箱があるかって？？

あっちでも忙しかったシュウにお弁当を作っていたからそのついでにみんなの分もってつい購入していたんだよね

おにぎりにたこさんウインナーに卵焼き、あらかじめ味付けしておいた生姜焼きとからあげをやって・・・あとは煮物！
煮物も作り置きしておいたやつがあるからそれを入れて・・・・


『よし！できた！！』

冷ましてから蓋を閉めジョディーさんに渡す

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