赤井秀一と降谷零の幼馴染ですがなにか２ (ページ22)

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７２話ページ22

門を開けてくれて中に誘導される

中に入るともうそこは豪邸だった

家具もおしゃれできれい

リビングに通され

「今、お茶をお持ちしますね」

『ありがとうございます』

昴さんが席を外す

部屋の中はシーンとなっていた

ブーブー

スマホのバイブレーションが部屋に響く

画面を確認すると

０

つまり零のこと

今は連絡も取りたくない

そのまま電話を切り電源も切った

「お待たせしました。ミルクティーをどうぞ」

『ありがとうございます！』

「いえいえ。紅茶好きでしょう？？」

その言葉に疑問を抱いた

『・・・私紅茶が好きなこと教えましたっけ？？』

「ああ。以前入院していた時机の上に紅茶のパックが置いてあったのでもしかしたら紅茶が好きなんだろうなと・・・」

あーそういえば紅茶のパックをもらっておいてあったなぁ

『なるほど。・・・・うん！おいしい！』

「それはよかったです。で？友人との喧嘩の原因は？」

昴さんの言葉をきき、カップを机に置く

『今日のミステリートレインの事故わかりますか？？』

「ええ。ニュースでやってましたね。それがどうかしたんですか？？」

『実は私もその喧嘩した友人と乗車していたんですけどそこで殺人事件が起きてそのあとに家事が起きたんです。そのときふたりの子供がいないって騒ぎになって探しに行ったんです』

「まさか火事がある列車に？？」

『はい。すべて探したんですが見つからずもしかしたから８号車より奥の貨物車にいるんじゃないかって。そこまで探しに行ったんですけどいなくてシーツがかかっていたんでもしかしたらそこにいるかなって思ってめくったら爆弾がたくさんあったんです。そのときにキッドが入ってきて・・・いろいろあってその貨物車が爆発したんです。』

「それは・・・・けがはありませんでしたか？？」

『キッドが助けてくれたおかげで無傷です。でも一緒に乗車した友人がとても心配してくれてしばらく彼らのそばにいてほしいって言われたんです。そこまではよかったんですが…』

「そこで喧嘩になる原因があったんですね？」