松岡家の長女 (ページ7)

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ホームルームが終わりそれぞれ帰っていく中私は江の担任に声をかけられた

「やっぱりAじゃん！久しぶりだね！」

『美里も！教師になってたんだね！』

彼女は高校時代の友人で吉沢美里。いつも明るくって優しい子で成績もよくて常に１番だった子

「ええ！苦労したのよ！Aも教員だっけ？」

『私は保健師だよ。今鮫柄の水泳部のマネをしているんだ』

「あの男子校の？！すごいね・・・」

『中学のときの恩師がいてね。勧誘されたー』

「なるほど。今度お茶しましょう！私職員会議があるからまたね！」

美里は教室を去って行った

やることもなくなった私は少しゆっくり目に帰った

お母さんたちは先に帰ったみたい
連絡あったし

ぶらぶらしていると真琴に会った

『真琴－！』

振り向くと笑顔で手を振ってくれた

「あ、A！！ハル！Aだよ！！」

「ああ」

『ハルも久しぶり！！大きくなったね。てか、二人してイケメン・・・』

「そうかな？」

「さあな。それよりどうしてここにいる？」

『ああ。妹がここに入学したからね。ハルもお手伝い？』

「ああ。」

相変わらず表情を変えない
そんなところはハルらしいね

『元気そうでよかった！』

「そういえばAは今どこで仕事しているの？」

『私鮫柄だよ！水泳部のマネも兼任しているんだ。本職は保険師』

「へぇ！保健師なんだ。・・・水泳か…」

『真琴たちはしていないんだっけ？』

「うん。まぁ」

「・・・・」

『そっか。あ、これ私の連絡先渡しておくね』

「あ、ありがとう！」

「真琴そろそろ片づけに行くぞ」

「うん！またね！」

『うん。また！』

二人と別れ、校門にいるお母さんたちに声をかけた

『おまたせ！！』

「遅い！！」

『仕方がないじゃない。そうだ。ハルたちに会ったよ。ここの生徒だったらしいの。困ったことがあれば彼らに相談しなさい』

「遥先輩たちが？そっか！」

「よかったわね！」

「うん！」

ああ、江の笑顔かわいすぎ！

思わず写メを撮って怒られた

家では入学祝で御馳走がでた

おいしかった！！

明日から仕事だ

がんばろう！

ご飯を食べ終え順番にお風呂に入る
私はシャワー派だから後に入る

♪～

ん？
ライン？
あ、凛からだ

凛どうして俺の居場所がわかった?母さんから聞いたのか?
Aそうだよ!なんで私に言わなかったのかな?おねえちゃんさみしい涙
)