松岡家の長女 (ページ3)

今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:52,607 hit

・ページ3

「ありがとう。でも大丈夫。そろそろできるから。それより江？おねえちゃんにお礼いうんでしょ？」

「あ、そうだ。お姉ちゃん。制服ありがとう！」

『どういたしまして。明日着せて見せてね？』

「もちろん！！」

「うふふ。さあ、ご飯よ」

テーブルに運び食べる

お母さんのご飯最高

「あ、お母さんこの後少し出ても大丈夫？東京に行く友達と会うんだ」

「そうなの？気を付けてね？」

『こんな時間に？なら送っていくよ。車できたし。』

「ありがとう。でもすぐそこだから大丈夫」

『そう？ごちそうさま』

食器を流しに置きテレビをつける

なんにも面白いのやってない

ぶーぶー
ン？誰だ？

あ、凛だ

珍しい

メールの内容は

帰国する

ただそれだけ

「いってきまーす」

「いってらっしゃい」

『・・・・・・・・・お母さん』

「なに？」

『凛帰ってくるの知ってた？』

「ええ。明日帰ってくるって」

『なんでそんな大切なこといつも言わないかな！？迎えに・・・でも江の入学式があるし。帰ってくる時間とか聞いてる？』

「さぁ？あの子その足で高校行くって言っていたし。なんか寮に入るんですって。」

『え？それ許したの？そんなの聞いてない！！制服は？用意してあるの？てか、どこの学校？』

「落ち着いてA。制服は大丈夫。もう買って届けてあるから。学校はAが行っている鮫柄よ。特待生で入ったから授業料免除だっていうし」

『え！うちの学校に？』

すごくうれしすぎ

『そうなんだ！なら会えるからいいか。あ、紅茶いる？』

「うん」

アールグレイでいいか

２つのカップに注ぎ手渡す

あ、返信しないと

『帰国するなら早めにいいなさい。気を付けて帰ってくるんだよ』

送信っと

可愛い弟にまた会える

楽しみすぎて寝れないかも
はぁ
はやく会いたい

「お母さん仕事行くけど江のことお願いね？」

『うん。てか、夜まで仕事しなくてもいいんだよ？ここの光熱費とか私が払っているし江の学費も私が払うんだから』

そう。
うちは母子家庭
ちょっと大変だったけどあっちにいたときの蓄えと今の仕事の給料がいいからここの光熱費と江の学費、凛の生活費などなどうちが払っている

「Aに負担かけたくないもの。少しは仕事しないと。それにいつかAもお嫁さんに行くんだからあまりお金使ってほしくないの」

『大丈夫よ。結婚なんてまだまだ先のことよ。あの子たちが成人するまでしないわ』

今相手いないし
片思いはいるけど