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ページ20

『私はあなたたちが成人するまではお嫁に行かないつもりよ。だってこれから江も大学に行くんだしそれくらい出してあげたいじゃない?それにお父さんがいない分私があなたたちを支えてあげないとね』

凛に向かってウインクをする

それを聞いた凛は少し暗い顔をした

「・・・あまり無理しないでくれよ。俺にとって姉ちゃんは大切な家族なんだからよ」

『・・凛』

そういうと凛はベットへ入って行った

照れてるな

『凛。ありがとう。』

「・・・寝る」

『うん。おやすみ』

私も部屋から退散することにした

食堂に向かう途中御子柴君に会いお風呂を聞くともう全員入り切ったから入っても大丈夫と言われたので一度寮母室に行き支度をしてお風呂に入った


『ふぅ・・・気持ちよかった・・・あんな設備のいいとこなかなかないぞ』

寮とは思えないほどの広さがそこには広がっていた

さすが私立校

一度似鳥君たちの部屋に行くと凛が音楽を聴いていた

『まだ寝てなかったの?』

「・・・ん?ああ。姉ちゃんか。てか、髪乾かしてから来いよな」

『私自然乾燥派なんでね。ドライヤーはないのだよ』

「髪痛むぞ」

『江と同じこと言わないでよ。嫌なのよ。熱いお湯に入ったのにまた熱い風をかぶるの。夏なんて最悪ね。』

「冬はどうしてんだ?」

『ん?ストーブで乾かす』

「ドライヤーもストーブも同じじゃねぇか!」

『凛、声大きい。冬はその暖かさがいいの』

「・・・・ほらタオル貸せ。拭いてやる」

頭にかけていたタオルを奪われ荒く乾かされる

『ちょ!痛いんだけど!』

「少しは我慢しろよ!」

「ん・・・先生?松岡先輩?」

『あ、起きた?ほら凛が大声出したから』

「俺のせいかよ!」

『具合どう?』

「は、はい。だいぶ楽になりました」

顔色もいいし大丈夫そうだ

『よかった。様子を見に来ただけだからそろそろ行くね?凛、似鳥君おやすみなさい』

「はい!おやすみなさい!!」

「・・おやすみ」

二人と別れ寮母室へ向かう

途中再び御子柴君に会った

「あ、先生。ちょうどよかった。これ新入生の練習メニューなんですが見てもらっても?」

『あれ?コーチは?』

「コーチは帰りました」

『んー了解。・・・・・・うん。大丈夫だね。あとは個々の実力で変えて行こう』

「わかりました」

『このことをコーチにも伝えておいて。先に休むね。お休み』

「はい!おやすみなさい!」

御子柴君と別れ寮母室へいき眠りについた

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作者名:みなみ | 作成日時:2019年9月11日 23時

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