松岡家の長女 (ページ11)

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帰宅ページ11

家に帰ると江がお母さんの手伝いをしていた

「あ、おかえりなさい！今日は早いのね」

「おかえりなさい」

『ただいま。うん。今日は早引き。今日のご飯何？』

「スパゲティーよ。明日は始業式なんだよね？」

『うん。それと同時に部活の勧誘とかあってもしかしたら遅くなるかも。』

「わかったわ。もう少しでできるから待っててね」

返事をしソファで寛ぐ

「ねぇねぇ！お姉ちゃん。お兄ちゃんに会った？」

『ん？うん。江の制服の写真見せたよ。スカート短いって怒ってた』

「ええ！短くないよ！ね！お母さん！」

「そうかしら？お母さんの時代はもっと長かったわよ？」

『時代ですなぁ。』

「・・・お兄ちゃん元気そうだった？」

『うん。今日はちょっと時差ぼけで眠いって保健室で寝てたくらい』

「・・・そうなんだ。連絡しても帰ってこないから心配した」

『じゃぁ明日言っておくよ』

「お願い！」

「さぁできたわよ。自分の持って行ってね？」

皿を受け取り夕食を食べる

『お母さん、今日も仕事？』

「ええ。そうよ」

『なら送ってく。いつもの時間？』

「今日は1時間早く来てほしいって言われたから早めに出たいわ」

『ん。了解』

夕食を食べ終え自室へ行く

パソコンを開き作業をする

「お姉ちゃん？もうすぐで時間だよ」

『ありがとう。すぐ行く！』

「ねぇ？帰りアイス買っていこう？」

『冷蔵庫にない？』

「なかったー」

あれ？前買いだめしたはずなんだけど・・・さては

『江？まさかアイス何個も食べていないでしょうね？』

「た、食べてないし！」

本当かな？

『・・・まぁいっか。行くよ』

車のキーを取り玄関へ行く

もうすでにお母さんが待っていた

車に乗り込みいざ発進

『帰りはいつもの時間より早いんだよね？』

「ええ。そうね・・・でもわからないからまた連絡するわね」

『はいよー。はい、到着。いってらっしゃい』

「いってらっしゃい！！」

お母さんをおろし近くのコンビニへ

「ねぇ！これ新発売だって！これ買って行こうよ！！」

『いいね。籠に入れてあとファミリーサイズのアイスも買おう？江選んでてー』

籠に商品を入れいろいろ物色し会計へ

「合計９８０円です」

『Ｅｄｙで』

「かしこまりました。ありがとうございました」

買い物を終え車に乗り込む