寮母と水泳部 (ページ46)

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46話ページ46

凛君は照れくさそうに笑い

「ただいま」と言った

その後のバスでみんなにからかわれた

みんな今回の件のこと気にしていないみたい

実は凛君の事心配だったみたい

これは聞いた話だけどみんな凛君が本当の意味で泳げるようになるのを待っていたみたい

そこでみんなで話し合って待とうってことになったらしい

いいチームを持ったね、凛君

その後、岩鳶と合同練習が開かれた

場所は岩鳶高校

みんなで行くことになった

もちろん私も

なぜか私はついてすぐ渚君につれられ教室にいる

「はじめまして、鮫柄高校からきました。松岡凛です。女みたいななｍ「んーなんか違わない？」
「前はフレッシュだったよね」・・・「ふぁぁぁ」うるせーな！！」

『まぁまぁ。てか、ハルちゃんと寝たの？あくびしているけど』

「・・・うん」

『夜更かし？珍しい』

「・・・渚たちが泊まりに来て寝れなかっただけだ」

『ええ！羨ましい！！今度は私も泊まる！！』

「なら今度一緒に寝よ！！」

『うん！！』

「だめだよ！！」

「そうですよ！渚君。女性と一緒に寝るなんて！」

「ええ！昔は一緒にお風呂入ってたんだよね？ハルちゃんと」

『え？まぁ・・・』

「入ったのかよ！」

『だって小さかったし！！・・・今は無理だけど』

「当たり前だよ・・・」

「こーら。なに遊んでいるんですか？」

「もう始まっちゃいますよ！！」

「やば！みんな行くよ！」

みんな一斉に教室を抜け出し走った

「A姉。大丈夫か？」

「遅いぞ！」

『あなたたちが早いの！！先行ってて！！あとから行くから』

少し息を切らしその場を立ち止まる

すると凛君は引き返してきて

『きゃあ！り、凛君！！降ろしてー！！』

「暴れるな！こっちのほうが早い。行くぞ。舌噛まないようにしろよ！！」

そういうとお姫様抱っこしながら走る

「・・・凛」

「なんだよ」

「A姉を落とすなよ」

「わかってるよ！！」

『落とさないでね！？』

「だから落とさねぇって！！」

そのままプールへいくとみんなにからかわれた

「ハル！勝負だ！！」

「・・・ああ」

『みんながんばれー！！』

「来年負けねぇからな！覚悟しとけよ！」

「ああ」

「望むところです！」

「うん。頑張ろうね」

「凛ちゃんには負けないよ！」

そして来年に向けて、走り出す

ＦｏｒＴｈｅＴｅａｍ＝仲間のために

完