寮母と水泳部 (ページ5)

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4話ページ5

あとはご飯を炊くだけだけど・・・・
ご飯の準備をしていると玄関からにぎやかな声が聞こえた

「ハルちゃんち、初めて来た！」

「あれ？いい匂いがする・・・おばさん帰ってきたのかな？」

「いや、そんな連絡来てない」

声がだんだん近づいてくる

居間の襖があくと

『あ、おかえりー』

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・あー！A姉！！」

『渚くん？ひさしぶりー！大きくなったね！』

「A姉こそ！きれいになったね！」

『そうかな？ありがとう』

「いつ来たんだ？」

「久しぶりだね。A姉」

『うーんと１時間前かな？真琴君も大きくなったね。また背が伸びた？』

ホント２年も会わないとこんなに身長伸びるのね
男の子の成長って早いね

「そうか。今日は泊まっていくのか？」

『そうしたいのはやまやまなんだけど、私も忙しくて・・・また今度来るよ。あ、ご飯作っておいたから食べて？』

「ありがとう」

「えーいいなぁ！僕も食べたい！！」

「俺も久しぶりにA姉のご飯食べたいな」

『多く作りすぎたから食べてね。サバと使わせてもらったよ。ハル、サバばかり食べていると本当にサバになるよ？』

「俺はサバになりたい」

「あはは。ハルらしいね」

『まったく。じゃ、私は帰るね？』

「ええ！もう帰っちゃうの？」

『買い出ししないといけないから・・・また来るよ！』

「わざわざすまないな」

「またきてね」

「またねー！」

彼らに手を振り車に乗り込む

４時半
買い物を終え帰宅
みんななぜか台所にいた

『何しているの？』

「おお！Aさん。いや、いつも悪いから俺ら３年でご飯の支度をしているんだ」

『わぁ！ありがとう。相沢君、ご飯炊けてる？』

「はい！ばっちりです！」

「味噌汁も完成ですよ！」

『ありがとう。おかず作っちゃった？』

「いえ。まだですけど今日はなんですか？」

『今日は毎年恒例！水泳部、新入生歓迎会手巻きずしなのです！！』

スーパーで安売りしてたので大量に買ってきましたよ！！

全「おお～！！」

『酢飯つくりから手伝ってねー！』

３年生が酢飯を作っている間に刺身を切っておく
この人数やるとあっという間に終わる

『それじゃテーブルに置いてくれる？あとはお茶とかジュースも買ってきたからこれも適当に配ってくれる？』

みんなに指示を出していると２年生がきた