寮母と水泳部 (ページ37)

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37話ページ37

土曜日早朝

「おーい。全員いるか？」

全「はい！」

「よし。各学年点呼頼む。終わり次第俺に報告だ」

今日から鮫柄水泳部は合宿に行きます

私はお留守番

「・・・よし。全員いるな。じゃぁAさん行ってきます」

『いってらっしゃい。天気予報だと今日の夜嵐になるから決して外にでないでね。』

全「はい！」

やっぱり心配だ

着いて行こうかしら

「だめだぞ、A姉」

『・・・また声出してた？』

「あははは・・・はい」

もう年かしら？

『とにかく夜は出ないでね？特に相川くん』

「なんで俺っすか？！」

『君が一番心配。御子柴君頼んだよ』

「任せてください」

「御子柴！！」

あはははは

みんなはバスに乗り目的地へ向かった

さて、私は何しようかな？

とりあえず久しぶりにショッピングしに行こう

花柄のワンピースに着替え隣町のショッピングモールへ行く

ショッピングモールにつきあたりをぶらぶらする

あ、これハルに似合いそう

こっちは真琴君でこっちは渚君、こっちは怜君

あ、岩とびちゃんのTシャツ・・・・
確かこれハルが好きなキャラクター
これのサイズは・・・・・

ハルと渚君、怜君のサイズがあったけど真琴君がない
聞いてみるか

『すみません。このTシャツのLLあります？』

「少々お待ちください」

店員さんは在庫の確認をしに裏に行った
戻ってくるまで店内を散策してよ

店内を散策していると

「Aさん？」

呼ばれ振り向くと

『夏也くん？』

「やっぱりAさんだ！お久しぶりです」

『久しぶりだね！中学卒業して以来だね！元気してた？』

「はい！それより今日は買い物ですか？」

『ええ。今日は久しぶりの完全OFFなの。夏也君は？』

「ああ。俺来週からアメリカに行くんでその買い物に」

『あら？留学かなにか？』

「いいえ。水泳の大会で」

『そうなんだね』

この子は桐嶋夏也
ハルの中学の先輩で２個上
私とはハルを通じて知り合いになった

「お客様。お待たせしました。こちらLLサイズです」

『ありがとうございます。これ会計で。あ、ラッピングしてもらえます？LL以外は同じ物で包んでください。LLだけわかればいいので』

「かしこまりました。お会計は？」

『カードで一括支払いで』

「かしこまりました。ラッピングに少々お時間かかりますが店内でお待ちになりますか？」

『じゃぁ少しそのあたり散策してますので大体何分くらいかかります？』

「１５分ほどいただければ」

１５分か