寮母と水泳部 (ページ31)

今日:9 hit、昨日:16 hit、合計:55,174 hit

３０話ページ31

「なんか今すごく母親に感謝したい気持ちになってきた」

「俺も」

「僕も」

『今度帰るときに親孝行してあげてね？』

１年「はい！！」

みんなで話をしながら作業をしようやくルーを入れるところまで来たのだが

『みんな、激辛、中辛、甘口どれがいい？』

「俺中辛がいいです」

「俺も」

「僕も」

『了解！みんな皿を出しといてくれない？』

１年「はい！」

棚から皿を出してもらう

その間にルーを投入する

いい香りがしてきた

『福神漬けが冷蔵庫に入っているから皿に移し替えてもらえる？あと誰かみんなに声をかけてくれる？』

「あ、僕行きます！」

『お願いね？それじゃ配ろうか？』

テーブルに福神漬けを置きあとはみんながくるのを待つ

「セルフですか？」

『そうなの。カレーやシチューとかは自分で好きな量をよそって食べてもらうの。そのほうがみんなもいいでしょ？』

「たくさんたべます！！」

『みんなが作ったんだもん。おいしいよ』

そんな話をしていると続々と部員が集まってきた

『みんなー今日はカレーだから自分でよそってね？』

全「はい！」

そういうとみんな並んでよそいに来た

「あ、いた。おーい。A！今いいか？」

『はーい』

コーチが呼んでいたので近くに寄る

『なんですか？』

「実は合宿があってな。１泊２日みんながいないんだ。だからここを空けることになる。その日は休みにしてもらえないか？」

『はいわかりました。日程は？』

コーチに日程を聞く
その日はなにもないけど・・・

「食事は自分らで作りたいと御子柴が言うからな。ちなみにカレーを作るんだそうだ」

あ、なんかピンときた

だから１年生が手伝いにきたんだ

『わかりました。メニューはみんな知ってますもんね。では休ませていただきますね？』

「よろしく頼む」

そういいコーチは出て行った

「Aさん！」

『御子柴君聞いたよ。合宿があるんだって？』

「はい。今回は食事も俺らが作ろうと思っていて。それでメニューを作ったんで見てもらえますか？」

『うん。わかった』

メニューをもらう

１日目の夕食はサバカレーか野菜が足りないから・・・

メモに何個かつけたし御子柴君に渡す

『これで大丈夫。あと暑いからみんな塩分と水分多めでね？熱中症にならないように気を付けてね？』

「はい！わかりました」

そういうと御子柴君はどこかへ行った

たぶんコーチのところだろう