寮母と水泳部 (ページ4)

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3話ページ4

みんな御腹がすいていたのかすぐになくなった

「は、はじめまして！僕は似鳥愛一郎です！３年間よろしくお願いします！」

『こちらこそ。よろしくね。似鳥君』

「は、はい！」

「A姉。ごちそうさん」

『お粗末様。そこに置いといて』

「あ、同室の・・・」

「あ？ああ。」

『似鳥くん、凛君と同室なんだ？』

「はい！はじめまして！似鳥愛一郎です！よろしくお願いします！」

「・・ああ」

『こら凛君！挨拶しなさい！！』

凛君は舌打ちをしたがしぶしぶ自己紹介をしてくれた

『うん。えらいえらい』

頭を撫でまわす

「ばっ！子ども扱いするな！」

『遅めの反抗期かしら？』

「いえ。違うと思いますけど・・・」

「たく・・・俺は戻るぞ」

そういうと部屋に戻っていった

『似鳥君、ごめんね。彼、今反抗期みたいだから。そっとしといてあげてね？』

「はい！」

似鳥君の頭をなでる
あ、照れてる。かわいい

『あ、ハルに電話しなきゃ』

電話をかけるがつながらない

あ、そうだ。あの子携帯持ち歩かないんだ

仕方がない

冷蔵庫の在庫の確認し足りないものをメモする

『よし！あ、相沢くん！ちょっと買い出し行ってくるから御子柴君に伝えてくれない？』

「俺も行きましょうか？」

『ううん。大丈夫。従姉のところにも寄りたいから。５時までには戻るって伝えて？夕飯は・・・７時くらいって』

「わかりました。米研いどきますね」

『ありがとう。１升研いどいてくれる？』

「はい！いってらっしゃい」

行ってきますっといい寮を出た

車で１時間するところにハルの家がある

おじさんたちが赴任してからハルは一人暮らしだっていうし
それにこの２年間会ってないから会うのは久しぶりなんだ
わくわくしているとハルの家に着いた
ハルの家は階段を上がったところにある
途中、橘家がありハルの幼馴染がいる

『あれ？鍵がかかってる』

裏に回り中に入る
まだ帰っていないらしい

『それにしてもきれいだなぁ。毎朝掃除しているのかな？』

真っ先に冷蔵庫を除くと見事にサバしか入っていない

『肉も食べなさい。肉を。まったく。』

エプロンを付け、ご飯を作る

サバ中華煮にしよう

サバの皮の部分に切り込みを入れフライパンにごま油を熱して身のほうから焼く。
程よく火が通ったくらいにお酒を振りかけ、ふたをする。２，３分蒸し焼きにする
切り込みを入れたところが開いたら焼き肉のたれを入れる。少し甘くしたいから砂糖を少々入れておこう
はい、完成