寮母と水泳部 (ページ24)

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２３話ページ24

スポーツセンターへ着く

各自、買い物をすることになった

『じゃぁ私この階にいるから』

「わかりました」

さて、私は何しようかな？

男の子用の水着を見てみる

あ、これハルが好きそう・・・

買っていこうかな？
でもサイズがわからない・・・
買うのを断念すると

「理論はすべて頭に入ってません！」

「ちょっと渚君。目が悪くなりますよ！」

『あ、やっぱり渚くんたちだー』

「あ！(名)姉だぁ！」

「あ、こんにちわ」

『こんにちわ。渚君、怜君！買い物？』

「うん。怜ちゃんの水着を買いに！」

「聞いてください！Aさん！僕が泳げなかった原因がわかりました！水着が原因だったんです！」

「そこでみんなで水着を買いに来たんだ！ハルちゃんたちならあそこだよ！」

渚君が指を指すほうへ視線を向けるとハルが似たような水着を何着も見比べているところだった

『またハルは・・・』

「着替えてくる」

『はぁ・・・真琴君、江ちゃんこんにちわ』

「あ、A姉！こんにちわ！」

「こんにちわ！」

『ハル、また水着買うのかな？』

「うん・・・なんか買う気満々だったよ」

「あ、着替え終わった？」

「やっぱり僕にはブーメラン型よりこっちでしょう！」

レインボー柄の水着を着た怜君が出てきた

「「『レインボー？！』」」

「怜だけにレインボーか！」

『いや、無理矢理感あるよね？』

「それぞれの色が心理学的に与える効果を考えてのことです」

「似合う似合わないは問題じゃないのか？」

「俺も着替えた」

ハルはいつもと変わらない水着を試着して出てきた

「やばい。いつもと履いているのと違いがわからない！！」

「一緒じゃないの？」

『締め付け感がいいんだよね』

「A姉。いつからいたんだ？」

『さっきだよ。また新しいの買って・・・。何着も同じのあるでしょ？』

「そんなにない」

『まったく・・・』

その後みんな水着を試着し始めた

江ちゃんは嬉しそうに見ていた

『ハルーこれ締め付け感がいいと思って持ってきたんだ。よかったら買ってあげるから試着してー』

「わかった」

そういい試着室に入った

『履き終えた？』

「ああ」

試着室のカーテンが開く
それと同時に隣のカーテンも開いた

「ハル？！」

「凛！？」

『アレ？凛君も入ってたんだ？』

「あ、ああ。・・・・・」

ハルと凛君は少しの間見つめ合っていた

なにこの空気