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17話 ページ18

「さすが従妹。似ているね」

「だね!」

『ハルも泳ごう?』

「・・・ああ」

ハルと一緒に飛ぶ込む

久しぶりのプール最高!

プールで泳いでいるとハルと目が合う

この感覚も久しぶり・・・

ふと、上をみた

凛君も少し驚いている顔をしていた

『凛くーん!』

手を振ると振り替えしてくれた


「A−!!お前はでろー!!」

『げっ!』

「げっじゃねぇ!!」

『ハル、逃げよ』

「逃げれるのか?」

『・・・・・無理か』

「・・・おとなしく出たほうがいい」

『・・・いざとなったらそこら辺にあるやつ投げればいいか』

「聞こえてるぞー!早く出てこい!!」

渋々プールからでる

まったく空気の読めん奴だ

上がると凛がそばに来てくれた

「ほらタオル」

『ありがとうー!あれ?さっきも同じやり取りしたね?』

「ああ。ついさっきな」

『あちゃー。私の着替えは・・・』

「あそこ」

似鳥君が持ってる

『ありがとー似鳥君』

「い、いえ!」

顔が赤いな

似鳥君のおでこに手をやる

「あ、あの・・・」

『うん。熱はないか。』

「なにしてんだよ」

『顔が赤かったから熱があるかと思って』

「そんなわけねぇだろう。それより早く着替えろ」

『はあい』

私は更衣室を借り着替えた


その後コーチに怒られたが軽くスルー

着替え終わると真琴たち岩鳶水泳部は帰る支度をしていた

『もう帰るの?』

「うん。今日は楽しかった」

「久しぶりにキレたA姉も見れたし」

「そうだな。また一緒に泳ぎたい」

『私はいいけど時間があったらね?』

「ああ」

「Aさん。また来ます!あと・・・」

江ちゃんが言いにくそうしていた

『あーうん。凛君のことは任せて。大丈夫。遅めの反抗期だから』

以前のように仲良く泳げるよ

そういうと江ちゃんは笑顔を見せた

こんな妹ほしい

「・・・あの」

怜君が声をかけてきた

なんか気まずそうな顔をしていた

『怜君、がんばれ。君なら泳げるから』

近いうちにね

そういうと少しすっきりした顔をしていた

おそらくハルの泳ぎを見て何かを感じたんだと思う

『それじゃ気を付けてね?』

ハルたちを見送り再びプールに行く

入るとみんな反省会をしていた


「A」

コーチが私のところにきた

『なんですか?』

「久しぶりにあれをみたぞ」

『・・・ああ。まぁ、ね?なんかすみません』

「止せ。お前が謝るとか気持ちが悪い」

『前言撤回』

「早いな」

当たり前だろ

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作者名:みなみ | 作成日時:2019年8月14日 23時

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