時渡りが来た世界はまさかの一度来た世界だった！？ (ページ8)

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初出勤ページ8

あれよこれよで初出勤の日である

サ「おっはよー！みんなに紹介するねーもう知っていると思うけどここで警備担当をすることになったみなみちゃん！ランクは１０(ヨド)でデルキラ様の右腕をされていた方だよー！みんなよろしくねー」

『はじめまして。みなみです。本日より警備担当を任させました。よろしくお願いします』

サ「堅苦し」

『ランクはどうであれここでは私は新人なの。それで今までの警備マニュアルを見せていただけますか？』

教１「は、はい。・・・こちらです」

教員から受け取り読む

『・・・よくこれでなにも起きなかったわね。さっちゃん』

サ「えー？そうかな？」

『ええ。ええ！！なんでこんなセキュリティーがザラなの？！よく不審者来なかったわね！！』

そういいさっちゃんに詰め寄る

サ「だって・・・」

『だってもクソもないわボケ。こんなセキュリティーでなにかあったらどうするの？！まったく・・・』

資料を見てため息をつく

これは見直さないとね・・・

『今日はデスクワークと見回りかな。必要に応じて結界するか。さっちゃんも手伝ってよ』

サ「えー『ん？』いえ、なんでも・・・」

『そう、じゃ行くわよ。では、みなさままたのちほど』

そういいさっちゃんの首根っこを掴んだ

教「・・・なんかすごい方が入ったな」

教「ああ。だけど確か理事長と同い年暗いって聞いたが・・・そうは見えないな」

教「俺たちとそんな変わらない感じだったしなにより・・・・」

教全「(保護者・・・)」

校内を見回る私とさっちゃん

『どこも異常なしっと』

サ「うんうん。そうだね」

ふと立ち寄ったあの場所

『王の教室(ロイヤル・ワン)・・・・』

ここは私とデルキラ様が過ごした場所

懐かしい

今は封印してあるけど中はオートキープをかけてあるって聞いた

『なつかしいなぁ・・・』

あの頃に戻りたいな

サ「ロイヤル・ワン。いつかこの教室もだれかが開けるだろうね」

『ええ。いつかデルキラ様を超える人がこの教室を開けてくれる。私はその人を見てみたい』

そしてそばで支えてあげたいなぁ

サ「さ、行こうか。そろそろ生徒が来る時間だよ」

『今日は入学式だっけ？』

サ「そう。そしてあの家系の子が入学する日だよ」

『あの家系？？』

サ「ナベリウス家。代々ここ、バビルスの門番を任されている家系だよ。長男は魔監所にいるよ」

『ああ。あの。懐かしいね・・・』