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記者会見 ページ6

食べた後すぐに記者会見が行われるところに向かった

すでにマスコミたちであふれかえっている

『帰りたくなった』

サ「だめだよ!」

『いやよ。もういや。帰りたい』

ベル「あきらめてください」

『そうしたのはみんなのせいなんだけど?・・・はぁ』

スタッフ「13冠の皆様、そろそろお時間です」

ベリ「あきらめろ」

レ「腹をくくりなさい」

『・・・二人とも楽しそうでいいわね』

べり・レディ「楽しいもの」

『後で覚えてろよ。コノヤロー』

ため息をついて会場へ向かう





たくさんのフラッシュ

たくさんのカメラ

たくさんの悪魔たち


『帰りてぇ』

サ「まぁまぁ」


スタッフ「では、これより記者会見を行います。13冠の皆様よろしくお願いします」

サ「みんなも知っている通りデルキラ様の右腕であり魔界最強のみなみが帰還された。僕らとは違いランクは魔王に匹敵する10(ヨド)である。いなくなった経緯を彼女から説明してもらう」

え、そんなこと言われてませんけど?!

『はぁ・・・ご紹介にあずかりました。デルキラ様の右腕をしていましたみなみです。私を知っているものはおそらくあまりいないでしょう。さて、いなくなった経緯から話しますね。私はもともと「時渡り」といういろんな世界に行き主を作り暮らし経験を積んでました。この魔界で私を召還したのがデルキラ様でした。デルキラ様のそばにいるうちになぜか10(ヨド)になっていていつのまにか右腕になっていて13冠の仲間入りをしてました。ですが、皆さんも知っている通り突如デルキラ様がいなくなってしまったのです。契約を解除しないまま月日が経ち契約者不在のまま契約解除され元の世界に帰らなくてはならなくなりました。あれから数十年。再び呼び出され現在ここにいるという感じです。簡単で申し訳ありませんが以上が経緯です』

スタッフ「ありがとうございます。では、質問等ございましたらお願いします」

マス1「すみません、しつもんなのですが今の契約者はだれなんでしょうか?」

『今はサリバンですね。ですが、不思議なことにデルキラ様の契約も半分残っているようなのです』

マス1「半分?」

『契約にはその契約者の力量もあるのです。契約者の能力次第で私の力も最大限に開放される・・・今私の力はサリバンと前主であるデルキラ様の両方の力でここにいるということ。つまり二人が私の主ということですね・・・』

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作者名:みなみ | 作成日時:2023年3月29日 12時

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