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『元の世界でも魔王やっているのにここでも魔王とかやりたくない』
アイリ「そうなのですか?」
『うん。もう500年位前かな?家族が欲しくて一夜で12の国を滅ぼしてー市民解放したらいつのまにかたくさんの家族ができてたー。みんな私のこと魔王として崇めているからねーここでも魔王になったらもう頭の中がパンクしちゃうよ。だからいやだ!あとはさっちゃんたちに任せて私は隠居生活がしたいです!切実に』
ベル「うーん。サリバン様、いかがなさいます?」
サ「困ったね・・・」
『困らない困らない。次の魔王が決まるまで私の力でこの崩れかけた均衡を支えるよ?これでもヨドなんだから、それくらいしないとね!』
13冠一同「?!」
アイリ「そのようなことができるのですか?!」
『以前にもやっていたし。デルキラ様、ああ見えてめんどくさがり屋だったからほとんど私がやっていたしね?』
?「それが本当に可能であればここで見せてくれよ」
金髪の男が私をにらみながら言った
ベル「これ!バール!」
バール「それが本当にできるなら今やってみせろよ。こんな小娘になにが・・・!!」
そういうと空気が変わった
ベリ「(あーあ。これは)」
レ「(もう私は知らないわよ)」
部屋のありとあらゆるものが消えていく
『この私にできないのはないんだよ。若造が。いいだろう。見るがよい!これが私の力だ!!』
掌に黒い光の玉を作り空に向かって投げる
すると玉は天へ上がりはじけ魔界全体を覆った
サ「わぁ・・・久しぶりにみた」
ベル「ええ。これで魔界の均衡は保たれるでしょう」
『一時的だけどね。で?これでいいのかしら?バール君?それにほかの者たちよ。これは元13冠でありデルキラ様の右腕の力よ。崇めるがいい称えるがいい!』
ベリ「まーた始まった」
レ「でも、あの子を見ているとなぜか安心するのよね」
アイリ「ええ。私もそう思います」
『疲れた・・・・眠い・チェルーシル』
そういい布団セットを出す
『ワタシネムイ。オヤスミ』
そういいそそくさと布団に入ろうとする
ベル「みなみ様!ここで寝ないでください!」
『だってー眠いんだもん。今の私家無しだよ?あれ?これやばいよね?野宿しちゃう?したいからやろうかな』
サ「あ、みなみちゃんは僕の家で住むことになっているからね」
『初耳なんだけど。まぁいいや。おやすみー』
ベリ「食べないのかい?」
『私食べなくても生きていけるねん』
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作者名:みなみ | 作成日時:2023年3月29日 12時