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1話 ページ2

私は産屋敷家につかえる家政婦

私の朝は早い

日が昇る前に起床し、身の回りの支度を終えるとすぐ台所へ

昨晩水に浸していたお米に火をかけて朝食の準備をする

その間におかずの準備

今日は鮭の蒸し焼きとほうれん草の胡麻和え、みそ汁、ごはん

みそ汁の準備もOK、ごはんもOK

さてさて、そろそろ


「おはようございます。A様」

『おはようございます。あまね様。私のことはAとお呼びくださいと言ってますのに・・・』

「いえ。そうはいきません。あなたはお館様の教育係をされていた方なのですから」

『ですが、あまね様は奥方様です。お館様の奥方様なのですから。私のようなものに敬語など使わないでください』

「・・・・では、Aさんとお呼びしましょう」

『そうしていただけると助かります。もう朝食の準備もできてますのでお運びしますね』

「私もお手伝いいたします」

『ありがとうございます!!』


二人でお館様の朝食を運ぶ



『失礼します。お館様。朝食の準備ができました。』

すると中から「ありがとう」と声がかかる

お館さまがにっこり笑って戸を開けてくれた

「おはよう。A、あまね。今日もいい天気だね。暖かい」

『おはようございます。今日の天気は晴れだそうですよ。小鳥たちが言っていたので間違いありません』

「そう。それなら墓参りもできそうだね」

『はい。それでは問診をさせていただきますね』

そういうと首元の手をやり脈を図る

『・・・・はい、血圧も問題ありません。体温もいいですね。顔色も。ほかに体調に変化はありますか??』

「・・・ううん、大丈夫。今日は気分がいいんだ。なにかいいことが起こりそうだよ」

「それはようございました」

『そういえばもうすぐで最終戦別が始まりますね』

「ああ。今年はどのくらい生き残れるかな」

『そうですね・・・・4、いや5人ですかね』

「なぜそう思うんだい??」

私はお館様ににっこり笑いかけ

『勘ですよ、そンな予感がするんです。』

「Aの勘は当たるからね。そう、5人か。楽しみだね」

『はい。では、私はこれで。』

そういい部屋を出て行った

今回の最終戦別で生き残った子たちは今までと違う感じがする

この長き戦いも終わりが近いようなそんな感じ


それから数日後最終戦別が始まった

輝利哉様たちも行っている

何もなければいいんだけど

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作者名:みなみ | 作成日時:2020年11月11日 21時

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